ヒーリングの記録|333HEALING 公式サイト https://333healing.asia 病気や痛みを癒す遠隔ヒーリング専門の333ヒーリング。モンロー研究所のヘミシンクで体外離脱した未来から学んだ癒しのエネルギー。 Mon, 06 Apr 2020 05:35:10 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.2 /wp-content/uploads/cropped-ドラゴンボール333ゴールド-32x32.jpg ヒーリングの記録|333HEALING 公式サイト https://333healing.asia 32 32 突然、脳梗塞に襲われた男性の話 https://333healing.asia/healing-document/a-sudden-stroke/ Mon, 06 Apr 2020 05:33:04 +0000 https://333healing.asia/?p=2750 体外離脱能力者からスピリチュアルヒーラーへ

学習塾を経営していたミツさんに突然、体外離脱がはじまったのが2007年7月。それから宇宙意識存在とのチャネリングがはじまったのが、2008年5月。

フルトランスチャネラーという変性意識状態での究極のチャネリングがはじまったのは、2011年11月。そして、2016年9月には病気や痛みを癒すヒーリングが、いよいよ始まりました。

それからは個別対応のヒーリングと一斉遠隔ヒーリングという数千人規模のヒーリングで、病院では対応できない症状を多く対応してきました。

脳梗塞が発症する原因とは

これは、ある70代の男性のお話。

その男性は、2019年夏に突然、脳梗塞で倒れました。突然襲った脳梗塞。そして、左半身麻痺となりました。

脳梗塞の大きな原因は、動脈硬化と言われています。加齢によって硬くなった血管に、コレステロールや脂質でドロドロになった血液が付着して血管が細くなったり血流が悪くなったりすることで、血液が固まりやすくなり血栓ができるのです。

それが、脳梗塞を起こすのです。その男性は高血圧症でもあったのですが、脳梗塞は生活習慣とも密接にかかわっています。つまり原因はひとつではないということです。

それが病気の改善を難しくしている側面があります。

遠隔ヒーリングが起こす「癒し」

ミツさんが体外離脱で見聞きしチャネリングで調べた情報によると、病気の原因は簡単に言えばオーラにあります。実は生活習慣以前に、オーラの乱れが肉体に影響して次第に病気になるというのです。

「病気の原因は、オーラにある」

理解しがたい部分もあるかもしれないですが、その前提をもとにミツさんはこれまで3万3千人もの病気や痛みを改善・緩和、ケースによっては完治させてきました。

それは、これまでもヒーリング理論やお客様自体の体験談として3年半に渡って報告してきました。そして、その記事を読んだ病気をお持ちの方が弊社にお問い合わせいただいています。

ミツさんのヒーリングは遠隔ヒーリング。日本でも海外でもどこにいても癒しは起きます。遠隔医療ならぬ遠隔ヒーリングは、実はすでに実用化されているのです。

病気が人生を変え、人格を変える

その男性は、どうにかして症状を改善していこうとする中で偶然弊社のサイトを発見したようです。昨年末、個別対応のヒーリングのお申し込みをいただきました。

ヒーリングのご依頼後に電話でお話しすると、非常に落ち着いた語り口で聞き取りも問題なく病気とは分からないほどでした。

しかし脳梗塞となったので左側の顔面麻痺。それに加えて元からの顎関節症もあり、発声のみならず食事にも苦労するようでした。

20代の頃にリウマチ熱も発症したことが原因で、顎関節症以外に関節炎、そして頸椎もあまり動かないと。それでも不思議と、その語り口は非常に落ち着いていて紳士的でした。

ミツさんは病気になることを「(いつもの)その人ではなくなる」という趣旨のことを言っていたことがあります。人は病気をすることで、それまでの生活も仕事もできなくなり、夢も語れなくなる。

すべてがストップするので、それまでのままの性格ですらいられなくなるという意味だと理解しています。

病気になって知った目には見えない世界

しかしその男性は、非常に冷静に見えました。スピリチュアルな世界観もまったく知らない中、病気をきっかけとして積極的に目には見えない世界に理解を示そうとしていたのです。

そして目には見えない力で病気や痛みを癒すという手法に、異論を挟まず「まずはやってみましょう」と。そのスピードのはやさについてミツさんにも話しました。するとすでに透視をしたのか、こう言っていました。

「この方は、とてもパワーが強い方だね。うん、効果ははやめに出てくると思うよ」

その男性が、長く教員を勤めていた学校の先生だということ。それは、ヒーリング開始から数か月経ってから知らされました。

自然治癒力を促進するヒーリング

脳梗塞によって起きた左半身麻痺。脳梗塞により脳が障害を受けると神経回路が破壊されて手足などが麻痺します。しかしその後、新しい神経回路を形成して神経機能の自然回復が可能だと分かっています。

それは「自然治癒力」とも言われます。

自然治癒力は、自律神経・ホルモン・免疫のはたらきが相まって高められていきます。ミツさんのヒーリングでは具体的な患部の施術以前に大地と繋がるグラウンディング、エネルギーセンターを活性化させるチャクラ開発など、大切にしている工程は実は自然治癒力を高めています。

そういう意味では、病気を癒すのはヒーラーではなくあくまでもその本人となります。ヒーラーは、エネルギー療法によってそのサポートをしていくのです。

脳梗塞の男性に起きた改善の数々

その男性のどの部分を見て「パワーが強い」とミツさんが言ったのかは分かりません。しかし実際に、ヒーリングがはじまるとその男性はその通りに次第に次第に改善を見せたのです。

その男性のエネルギー値に見る思考・習慣・認識・所作・行動パターン…どの部分かは、分かりません。それでも、疑いもなく「ヒーリングをやってみよう」と言った決断のはやさも関係していると思わされます。

それではヒーリングがはじまってから3か月、その男性に起きた変化のうち10点を記載します。

  1. 顔面の痺れが約5割まで減った。
  2. 手の痺れと浮腫みが減り、指が動くようになった。
  3. 指先の痺れが約3~4割くらいまで減った。
  4. 肩の痛みが約3割まで減った。
  5. 冷たかった足先が解消され温かくなってきた。
  6. 大根みたいな足のむくみは約6割まで減ってきた。
  7. 膝がガクガクしたのが、約6割まで減った。
  8. 「足で歩いてみよう」と気持ちが前向きになった。
  9. ふくらはぎの浮腫みが、約3~4割減った。
  10. 立ち上がる動作が楽になった。

ミツさんの言う通りヒーリング依頼があった当初から、その男性は大きく改善を見せています。

病気のベクトルに舵を切る

ミツさんは遠隔ヒーリングという魔法のような手法で病気を改善させています。しかし病気や痛みの改善は、ベクトルで見るということが大切。

宇宙には慣性の法則があります。病気の改善も悪化も、それまでの運動を引き続き行おうとするはたらきがあります。ヒーラーが見ているのは一時的な改善ではなく、大きな流れで見ての改善です。

ひとつの山場と言えるのは、症状のベクトルがどちらを向いているのか?

それが改善を向いているならばいいのです。

その男性に限らず「突然、脳梗塞が襲った」というとき、動脈硬化の背景には多くの原因があります。高脂血症、高血圧、糖尿病、心臓病といった疾患や、肥満、喫煙、飲酒など日常の生活習慣。

そのトータルが蓄積して、あるときスイッチを押すように発症します。病気は突然起きるように見えますが実際には不健康な状態が蓄積した結果でもあります。

そういう意味で、例えば30年間の蓄積をたった数か月で改善していくということの中には、右から左へ大きく舵を切る強力な軌道修正が必要になります。

ヒーラーが地道に行うヒーリングには、そのベクトル転換という役割があります。

それは、もとの軌道を続けていた本人にはなかなかできない部分があります。脳梗塞に襲われたその男性は、確実に改善を見せています。

悪性リンパ腫も乳癌も

急激に悪くなっていた症状はゆっくりブレーキをかけ、硬直していた肉体が状態を変えてきています。

「筋肉の緊張がなくなってきている…」

リハビリを担当する方は、そう言っていたようです。嬉しそうに、そう話してくれました。

なぜ、人によって病気の改善に進度や差があるのか?

それは、本当の意味では分かりません。深刻な状況でもパッと改善する方もいますし、じっくり改善する方もいます。最近でも悪性リンパ腫でもパッと終わりを告げた方もいらっしゃいます。

ご本人が知らない間に友人の依頼で乳癌が寛解した方もいらっしゃいます。不思議としか、言いようがありません。だからヒーリングのその威力を、僕たちもいまだに全容は把握していません。

ただ言えるのは、ヒーリングを受けた方が確実に経過とともによくなることです。病院では対応できないと言われた症状でお越しの方が、なぜか手も触れずに改善していくのです。

もちろんミツさんは、その男性とは会ったこともないし話したこともありません。

「それでは、今からヒーリング開始致します!」

約束のお時間にそうご連絡し、その時間だけ少し自宅で横になっていただくだけ。病気や痛みを癒すヒーリングとご本人が受けた体感やその後のヒアリング、その繰り返しで改善は進んでいきます。

病気を改善させるために描く夢

個別対応のヒーリングを受けているその男性は、4月と5月に開催される一斉遠隔ヒーリング100人セッションと5000人セッションにも参加します。中10日をおいて開催される一斉遠隔ヒーリングは、また新しいステップでの効果を見せてくれるでしょう。

また、これまで同様そこでは同じ病気を持っている方との相乗効果での癒しも期待されています。

1人ひとりに対応した専門的な個別対応のヒーリング。そして恐らく世界的にも珍しいであろう大規模な一斉遠隔ヒーリングと、さらなる改善を生み出すのです。

一方、その取り組みも大変そうにする様子は一切見せずに、まだまだ前を向いているようです。本当は、心の中ではもの凄い踏ん張って耐えていただいていることも案じています。

それでも暗黙の了解か子どもたちに指導してきたその男性は、常に前を向いているのです。

本当の気持ちは、僕には分かりません。でも、その100分の1でも理解できたらと思い、日々のやりとりを行っています。

その理由はひとつ、脳梗塞に襲われたその男性に療養先から1日でも早く念願の東京の自宅に戻ってもらいたいということなのです。

 

前里光秀研究所 和田一真

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右脳横静脈洞血栓塞栓症の女性の話 https://333healing.asia/healing-document/blockage-of-cerebral-thrombus/ Mon, 06 Apr 2020 02:38:54 +0000 https://333healing.asia/?p=2737 友人の変化を見てのヒーリング依頼

2019年にヒーリング依頼のあったある女性。その女性は、右脳横静脈洞血栓塞栓症という脳の血栓が閉塞した病気でした。

耳鳴りからはじまり、顎関節症の炎症、不眠、食欲不振、極度の頭痛などいろいろな症状があったそうです。

友人が弊社のヒーリングで家族とペットごと大きく変化したと、そういう流れで試しにと。家族に言っても分からないからと、内緒でのヒーリングご依頼でした。

それが、たったの3回。たったの3回のヒーリングで本人も驚くほど改善していきました。

「私は医療従事者なので、どうしても生態学的にしか見れませんでした。しかし、いざ自分が病に倒れ、まさかスピリチュアルに頼るとは…。メンタルは身体的不安よりも強いのだと実感しました」

そう、話していました。今では、もちろん元気に仕事をしています。

右脳横静脈洞血栓塞栓症とは

医療現場で働くその女性は、右脳横静脈洞血栓塞栓症という珍しい病気でした。脳卒中(脳出血・脳梗塞・くも膜下出血)という脳の血管がトラブルを起こす(詰まる・破れる)病気は癌と心臓病に次いで日本の死因で第3位です。

脳静脈洞閉塞症自体はそのうちの約1%に満たないと言われる病気です。脳内の各静脈洞(大静脈が交流する部分)や小静脈(毛細血管が集合して最初にできる静脈)に血の塊ができたり炎症が起きて血管が閉塞する病気です。

若い人に発症しやすい病気とされていて、できた血栓を放っておくことで起きる病気です。

その女性へのヒーリングは、2109年7月でした。その後、女性ともメールでも近況報告をいただきながら僕たちもその後を見守っていました。

途中で3000人セッションにも2回家族で参加してもらいました。

昨年末の時点で、MRI画像では血流の確認ができていたそうです。血栓がなくなったかは分からなかったそうですが、脳圧も上がっていなかったとのことでした。血液サラサラ度も上がっていなかったそうで、内服薬は増えたという状況でした。

ヒーリングから7か月後

しかしすでにその女性に、頭の重さや痛みはありませんでした。それでとても喜んでいただき、よくご連絡をいただいていました。

そして今年2月末に、病院でのMRI検査があったようです。その女性からご連絡があり、下記のようなご報告をいただきました。

「今日、脳神経外科でMRI検査だったのですが、脳の循環も保たれているので、血液サラサラのお薬は中止になりました🙌1年ぶりに納豆解禁でーす🙌

血栓はまだあるみたいですが…脳圧の更進がないと。内服をやめて、三ヶ月後に再度MRIで評価することになりました。ありがとうございます。

前里先生にもよろしくお伝えください。」

上記は、いただいたメールの一部になります。

その女性は、ヒーリングから約7か月を経て症状の改善から遅れて内服薬も中止となりました。僕もよくメールをする機会があります。その感じから、とても元気な様子が伝わってきます。

体外離脱によるヒーリングが変えた

ヒーリングは、オーラへの施術です。病気の原因は、オーラにあるからです。そのオーラの不調が物理的な肉体に流れて、その対応する患部が病気になるのです。

ミツさんのヒーリングが特徴的なのは、体外離脱を使っていること。

「オーラ」という異次元エネルギーの施術もしますが、今回の場合で言えば「脳」を直接ヒーリングします。脳に直接非物質の手を突っ込んでいきその部位に触れることができるのです。

通常では触れることができない場所、または触れるには危険があり過ぎる場所に直接アプローチできるのがヒーリングのアドバンテージです。

近年では顕微鏡などの手術器具の進歩、ナビゲーション、モニタリング機能の改良などである程度安心して手術を受けられるようになっています。それでも脳の病気については手術となると高額な費用がかかるのはよく知られています。

また、脳の病気は手術をしても予後がよくないとも言われています。

その女性は、ヒーリングを受けたのは3回。そして3000人セッションに2回参加。たったそれだけでした。

  1. 耳鳴り
  2. 顎関節症の炎症
  3. 不眠
  4. 食欲不振
  5. 極度の頭痛

その他の症状はまず止んでいきました。そして約7か月後の医師の決定によって内服薬まで服用しなくて済むようになりました。不思議ですが、ヒーリング後もどんどん症状から離れていっているのです。

第3の脳をつくり天才となる

ミツさんがその女性に施したヒーリングは、いわゆる脳ヒーリングでした。僕もその現場にいましたが、その他ガイドとのコンタクトを取りながら必要な箇所のヒーリングを行っていました。

医療従事者でありながら、スピリチュアルなヒーリングを受けることに当初は抵抗があったようです。しかしこれを機に、いろいろ考え方にもいい変化があったようです。

ご存じの通り、脳は心身全体をコントロールしているとても大切なところです。脳機能の向上により、人は夢を実現しやすくするし、脳機能の開発により、人は異次元まで捉えると考えています。

この脳ヒーリングは、ミツさんが地球の知性とも言えるイルカに着想を得たヒーリングです。イルカがもつ「第3の脳」と言われる両脳の中間にある目には見えない脳をつくるヒーリング。

それを、そのヒーリングをミツさんは「ブレイン・アクティベーション」と名付けました。ブレイン・アクティベーションの依頼は通常の病気や痛みを癒すヒーリングと同じ流れです。しかし施術で行われるのは、第3の脳をつくり脳力アップをはかること。

僕が12年前に脳の工事によって人生が大転換したように、これを機に大きく変化が起きる方もいるでしょう。サイバー空間とフィジカル空間を利用した新しいヒーリングの世界観。

ミツさんはさらに新しいヒーリングで、皆さんに喜んでもらえるよう準備をしています。ぜひ、楽しみにしていてくださいね。

また、報告していきます。

 

前里光秀研究所 和田一真

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聴覚過敏とうつ病を患った女性の話 https://333healing.asia/healing-document/hypersensitive-woman/ Mon, 06 Apr 2020 02:16:19 +0000 https://333healing.asia/?p=2735 病気の原因は、オーラにある

僕たちは日々、病気や痛みのある方のヒーリングを実施しています。

病院で対応できるような症状については、やはり皆さん病院に行きます。必然とお越しの方は病院では対応できない症状の方々。個別対応のヒーリングです。

今、手元にヒーリング実施リストがあります。

これを見てもその症状は、精神疾患から免疫疾患、脳の病気、指定難病など多岐にわたっています。いわゆる病歴も10年、3年、半年…どの方もなかなか改善が見られないばかりではなくて、症状が重くなっている段階で訪ねて来られます。

普通に考えれば「病気の原因が分かる」ものに関しては、分かる以上は改善できる可能性を残しています。しかし「病気の原因が分からない」から「改善できない」か「方法が分からない」となります。

でもそれは、現代医学の観点です。

いわゆるスピリチュアル的な観点から見ると、原因は確かに存在しています。主に「オーラ」という層に原因が存在しています。

原因はオーラで、身体はその反映。

そういう考え方があります。病気や痛みという「結果」がある以上は、必ず「原因」は存在しています。しかしそれが肉体レベルではないケースがあって、それが「原因が分からない」とされています。

ヒーリングは、魔法ではなく未来の理論

病気を抱えているご本人にとって、「重い病気」「軽い病気」は存在していません。でももしヒーラーから見てその区別があるとしたら、「重い病気」は、その原因がいくつもある場合です。

個別対応のヒーリングでヒーリングを受ける場合に、すぐには改善しない方もいらっしゃいます。逆に、その場合は事前に分かるケースが多いので「すぐに改善しない場合もありますが、大丈夫ですか?」と聞きます。

そして、すぐに「ただ、ヒーリングする以上は改善していきます」「ちょっと大変かもしれないですが、一緒に頑張っていきましょう」とお話をします。

ヒーリングは、魔法ではありません。

僕が学んだかぎりで言えば、ミツさんが教えてくれるヒーリング理論には歴としたメカニズムがあります。その手順を1つひとつ丁寧に行っていくことで、次第にその症状はよくなっていきます。

ただ、病院で対応できない以上は、何かしら複雑な原因があるのです。

音の洪水の中にいるような聴覚過敏症の女性

ある女性は、6年前に突然、聴覚過敏症となりました。

あるアーティストのコンサートに行ったときのこと。終わって帰ると両耳の耳鳴りからはじまり、めまい、閉塞感などがはじまったそうです。

しかし耳鼻科に行っても聴力に異常はないとのことで、医師の先生からも「そのうち治る」と言われたそうです。しかし症状は、一向によくならず。

一昨年から症状は一段と重くなり、その過敏は「音の洪水の中にいるよう」だと。日常生活もままならず、当たり前の生活が当たり前ではなくなっていった。

鍼灸・整体・気功・リンパマッサージなどいろいろ試した結果よくならず、不安な日々を過ごしたそうです。その日々が、彼女をうつ病にさせました。聴覚過敏は、うつ病までも引き起こしたのです。

ご依頼をいただいたのは、昨年10月末。たまたまインターネット検索をしていて弊社のサイトを見つけたようです。そこから、ヒーリングのご依頼をいただきました。

聴覚過敏の6つの改善とうつ病の完治

約3か月に及ぶ個別対応のヒーリングや一斉遠隔ヒーリングへの参加で状況は大きく変わりました。

簡単にですが、時系列で見てみます。面白いのは、聴覚過敏そのものではなく別の症状から改善していることです。

  1. 右腹の鈍い痛みが、ほぼなくなった。
  2. 左手人差し指の痛みも、かなり楽になった。
  3. 過敏に聞こえたエスカレーターの轟音が、普通になった。
  4. 朝晩飲んでいたうつ病の薬を、一切飲まなくなった。
  5. 休み休みしていた重労働をしても、バテなくなった。
  6. いつもは気分が悪くなる場面で、悪くならなくなった。

まずは聴覚過敏からはじまったうつ病が、たったの数か月で実質終わりを迎えました。

個別対応のヒーリングでは、ミツさんは徹底してヒーリングに集中します。遠隔ヒーリングなので、女性とミツさんは会ったことも、そして話したこともありません。

そんな中で、いくつかのプロセスを経て女性は変わっていきました。

その女性は、「これは治る」と言った

「主人が、元気になったねって言うんです。声も大きくなってよくしゃべるようになったって…。」

そう、控えめに、でも電話口からも弾んでいる声は分かりました。声が大きくなるのは、オーラが健康になったことと相対的に聴覚過敏が治まったこと。

過敏ではなくなった分、声が大きくなったということです。近くで見ているご主人様が、誰よりそれを分かっていました。

聴覚過敏については、エスカレーターの轟音がもう完全に普通の音に聞こえるようです。いつもは上る前から気になっていた轟音をある日、気づかずに上りきったのです。

その後で気づいたそうです。

「低音の聴覚過敏がなくなっている」と。

聴覚過敏については、まだ改善の余地があります。実際に、まだ高音は大きく聞こえています。ただその症状も、ヒーリング後に「聴覚過敏による耳鳴りが消えた時間」を体験しました。

聴覚過敏が、ヒーリング後に数分間止まりました。

しかしそれからまた戻ったようです。そしてその体験を経て彼女はこう思ったそうです。

「耳鳴りは治るんだと、はっきり分かりました。耳鳴りが消えた時間を体験したので、消すことができるのかなと思いました。これからもよろしくお願い致します。」

その女性の闘いは、まだ続いています。

病気を通して出会った目には見えない世界

ここで、整理しておきたいことがあります。

医師が「耳に異常はない」という以上、肉体に原因はありませんでした。だからミツさんが施したヒーリングは、オーラの施術。

目には見えない異次元に存在する原因を、丁寧に丁寧にヒーリングしていきました。その繰り返しの中で、うつ病は終わりを迎え聴覚過敏は確実に改善してきています。

いくつもの症状が改善していったその女性は、今、スピリチュアルな世界観を学んでいます。週に1回、早朝から不思議な世界への旅をしています。

「こんなに凄い世界があるなんて…」

そう言っていたその女性は、精神的な病気があったとは思えないくらい元気に学んでいます。個別セッションで宇宙理論を学び、透視を学び、さらにはガイドとの対話をするようになっています。

実は、この女性は非常にスピリチュアルな方で少しの訓練でいわゆるビジョンを見始めました。先日、はじめて透視でガイドを見たときに言っていました。

「これなら、実は子どものときから…」

それを聞いて非常に驚きました。

スピリチュアルな世界観は、実は体験としては非常に馴染み深い「記憶」があったのです。つまりその女性は、子どもの頃から目には見えない世界の「声」を聴いていたのです。

空想の世界と思っていた世界観は、実は「スピリチュアルな世界」でした。

もし病気にならなければ、こうしたことに縁をもつことはなかったかもしれません。知識の健康も、大切です。

見ている世界観の整理は、メンタルを強くさせることにもつながります。そして、病気は、いろいろな理由から引き起こされます。であれば、病気が治るにもいろいろな方法があります。

僕たちが見ている現場では、日々ヒーリングを受ける方の癒しが起きています。この女性の方も、さらに笑顔になれるように僕たちも全力でサポートしていきたいと思います。

 

前里光秀研究所 和田一真

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『左半身麻痺の40歳女性へのヒーリング』 2.病気は、教師のような存在である https://333healing.asia/healing-document/woman-with-left-hemiplegia2/ https://333healing.asia/healing-document/woman-with-left-hemiplegia2/#respond Wed, 18 Sep 2019 00:00:40 +0000 http://3375c31f1514cc20.main.jp/333healing.asia/?p=1872 8.病気の治療に対する大切な考え方

「ヨガは、生命力を上げます」

ミツさんがYさんに勧めたのは、特にヨガの呼吸法でした。病気や痛みを100%改善するミツさんは、それでもヒーリングを万能なものだとは思っていません。

以前、ある方に「治療は、総合格闘技です」と言ったように、ただヒーリングだけ受けて治るものではない。あくまでも、治療というのは総合的に取り組むもの。その中でも、下記の3つは重要です。

「ヨガ」が可能とする身体開発とリラックス、「食事」「水」が与える身体機能の改善と浄化、「睡眠」がもたらす身体全般の再構築。

その話をして、ある30年来のリウマチを持った方が劇的に改善した話を例に伝えました。

「絶対に、諦めないことです」

繰り返しそう言いながら、Yさんの目を見て何度も語りかけたんです。また、ミツさんが透視して見て、いくつか現在の状況について伝えていました。

「呼吸があまり整っていませんね。でも、生まれ持った精神の美しさがあります。気持ちが明るいと、改善しやすいんですよ」

その方は、特に心が美しい方でした。一見パッと見て優しさがあるのは、実はハートチャクラのエネルギーの回転から来ます。

おそらく、生まれ持ったその心があり、通常では考えられない困難にも苦しみながらも笑顔で乗り越えて来た、そんな15年間だったのではないでしょうか。

9.ヒーラーでさえも不思議なヒーリング現象

それから、ミツさんはヒーリング現象について

なぜ治るのか?実は僕にも分からないんです。でも、身体の周りにある身体(オーラ)が改善していくと、身体も改善していくんです。それを見ているので、治るのが分かります」

そう言っていました。「ミツさんが分からないわけない」と思う僕ですが、ミツさんは誰にも抵抗がないように、時にはそう伝えます。

しかし、実際はウソでも何でもなく、「分かるけど、分からない」。それくらい、不思議な現象でもあるんです。

それからいよいよ、ミツさんはヒーリングをはじめました。まずは、グラウンディング。これは、地球とのコンセントをつなぐ役割があり、つまり「地球の力を借りる」行為です。

実際にミツさんがYさんの足首を持ち、「3分ほどやりますね」と言って、はじまりました。そして、同席したお母様にも一緒にいる方にも、「一緒に、目を閉じてください」とそう促して、30分近くに及ぶ静かな時間がスタートしたのでした。

ヒーリング中は、まわりにいる全員も沈黙に沈みます。「沈黙」と言ったのは、ヒーラーであるミツさん以外がただ目を閉じるだけではなく眠りに落ちるからです。どうやらヒーリング効果は空間全体に影響しているようなんですね。

「3分」と言ったグラウンディングは実際には15分ほど続きました。それが終わってから、Yさんのそばに立ち両手で頭に手をかざしながら、顔の前、背中の首当たり、いくつか場所も変えながら手を動かしていました。だいたい、15分くらいでしょうか。

最後にもう一度グラウンディングをし、その後僕の方を振り返って小声で言いました。「お水を持って来てもらえるかな?」。これは、ヒーリング終了の合図でもあります。

身体の再生には水が必要になり、逆には再生がはじまるので水が欲しくなります。以前、てんかんをもった男性のヒーリングをしたとき、終わってからその場でコップの水を5杯くらい飲んでいて同席した母親も驚いていたことがあります。

Yさんは特に「水が欲しい」とは言いませんでしたが、グラウンディングでミツさんが見えたのは、地球とのつながりが薄くその状態では病気の改善が難しかったようです。

僕が注いだコップ1杯の水を飲んでもらい、それから少し説明をして「では、最後に実際に歩いてみてください」と、ミツさんは言いました。

この後、まさに目の前でYさんは奇跡的な症状改善を見せることになります。

10.ヒーリングによって神経が再生した

ミツさんに促されて、歩きはじめるYさん。

映像を見比べてみると、微妙に歩くスピードがあがっていました。また、歩くその足取りは少ししっかりしているようにも。杖をついていたときより、そして杖なしで歩いていたときより、たしかに足取りはしっかりしていたのです。

しかし、驚いたのは次です。

「では、手を上げてみてください」

ミツさんがそう言って、90度まで上がらなかった左手が…

「えっ?全然違う!!!」

Yさんの左手は明らかに、高く上がっていました。90度を超えて、150度くらいまで左手が、上がったのです。あまり驚いた様子もなくYさんは、大きな目をキラキラさせながら言いました。

「全然、抵抗なく上がります…!」

何度か上げ下げしていると、数回目で手が180度近くまで上がり、確かめるように自分の左手を見ていました。

すると、それまで後ろから無言で見守っていたお母様も「え…? 凄い!」と言って身を乗り出してきたのです。

ミツさんが「こんなに上がらなかったの、分かりますか?」と言うと、「そうなんですか…」と、Yさんはすでに以前までのことを忘れていたようです。

それでも、「でも、重くないのは確かにあります」と言い、左手の違和感がなくなっていることは気づいたようなんですね。

次にミツさんが「握手してください」と言って、Yさんの左手と握手。すると、僕から見ても強く握ることしかできなかった麻痺した左手が、力が抜けているのが分かりました。握手したまま腕をわざと大きく上下に振ると、Yさんの左手は波を打つように揺れたのです。

また、左手を曲げてみては少々ぎこちなさはあるものの、スムーズに曲がるようになり、コントロールも利くようになっていました。さらには、指も力みがなくなっているよう。静かにミツさんは言いました。

「これは、神経の再生です」

それに応えるように、Yさん。

「まるで右手でやっているようです」「夢のような…こんなことあるんですね!」

そんな話をしていると、「たった一度で…」と驚いたお母様がYさんのそばへ駆けつけました。すでに柔らかくなったYさんの左手を握り締め、「あらあらあら…」と手で口を押さえ、改めて驚いた表情をしていました。

その言葉には、僕たちではまったく予想もできない2人の長かった時間と、それに貼り付いた苦労が実感としてこもっていたのが分かりました。それを察したように、ミツさんは言いました。

「これまで、大変だったんじゃないですか?」

すると、Yさんは笑顔のままで「本当に、まさかという感じです」と答えました。すでに、少し過去を忘れていたYさん。新しい人生がはじまると、過去の辛いことを徐々に忘れていくように、ヒーリングによって病気が改善したYさんは、すでに過去の自分を忘れていました。

11.未来のYさんからのメッセージ

これは「リアリティシフト」と言いますが、確かに改善した証拠でもあるのです。

「これから、さらによくなっていきますよ。治ったら、新しい人生が始まります。よかったですね」

そう言ったミツさんは、周囲の興奮をよそにいつも通りの落ち着いた様子でした。

1回のヒーリングによって劇的に症状が改善したYさん。お母様とともに喜んでいると、ミツさんはメッセージを届けました。未来のYさんからのメッセージ。

Yさんは髪を短くしているのですが、ミツさんが見た完治した未来ではロングヘアだそうです。ミツさんはそれを「気持ちが上がったのでは」と言っていましたが、病気が治って健康を取り戻したYさんは、「ファッションもおしゃれしたくなる」のだそう。

それで、髪もロングにし、自分の好きなおしゃれもし、楽しそうに歩いている映像をガイドが見せてきたのだそうです。「髪をいじるのが好きみたいで」とミツさんが言うと、笑顔でお母様と目を合わせたYさんは、何かを思い出しそうにも見えました。

おそらく、病気になる前は髪が長かったかもしれませんし、髪をいじる癖があったのかもしれませんが、それは聞かなかったです。ただ、笑顔で聞いていたのは心が何かに気付いたのかもしれません。

とにかく、笑顔でした。ヒーリングによって未来へのレールが大きく切り替えられたYさん。近い未来で、必ず、ロングヘアのYさんに会える気がして僕も、胸が熱くなった感覚を、まだ、覚えています。

12.病気とは、何か?

Yさんとお母様と、同行して案内してくれた方は何度も笑顔で「ありがとうございました」と帰っていきました。

僕が見てきたヒーリング現場では、毎回その場での病気や痛みの改善があります。これを「奇跡」と呼ぶこともできますが、そんなに奇跡は何度も起きるのか?という疑問も、湧きます。

僕が思うに「ヒーリング」とは、自然界にある摂理のようなもので、ただ意味しているのは人間の果てしない可能性の示唆ではないかということです。

一方で、それを知るには「病気」という状態があってはじめて理解される能力でもある。この世界に「病気」と「ヒーリング」が反対概念として存在し、まずは病気の在り方を表現して、それからヒーリングが必要となる。

大局から、また大きな時間で考えるとゼロの状態から、マイナスとプラスをつくってそしてまた、ゼロに戻る。意味がないように見える行為ですが、それでも感情や感動を貼りつけて意味を持たせるのも、人間です。

さらに、病気になってそれが治ったとき、人は「次は、絶対に楽しく生きたい」と思うとしたら、それは病気による恩恵を受けたということにもなります。

同時に、ヒーリングという奇跡のような現象を知ることにもなるのなら、その存在を知らなかった人生と果たしてどちらが自己の成長につながるのか? もちろん、答えがない問いですが、十分質問になりうる問いでもあると思うのです。

誰も、病気になりたくありません。しかし、ある意味ではこう言える部分もあるのではないでしょうか?

「病気は、教師のような存在」だということ。「人間存在の果てしない可能性」「人生について、考察する時間を与える」「人生の決断の必要性」「生き方、考え方、働き方など、変革の必要性」「今、好きなことをするという瞬間の大切さ」

病気によって多くのことを学び、人生哲学を構築する方も、少なくありません。そして、そういう方が口々に言うのは

「あの病気があったおかげで…」「もし、あの病気にかかってなかったら…」

それは、後悔でも悲哀でも何でもなく、まるで教師のように「教わった」というようなんです。それを見るたびに僕たちは、考えさせられるわけですね。

「病気とは、何か?」

病気とは、何か? それにはいろいろな解釈があると思うのですが、その質問がすでに意味していることは、人間に深い洞察をもたらすきっかけであるということは明らかだということなのです。

前里光秀研究所が取り組むヒーリングは、その答えを探すひとつのプロセスなのかもしれません。

 

前里光秀研究所 和田一真

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『左半身麻痺の40歳女性へのヒーリング』 1.25歳のとき、突然Yさんを襲った脳梗塞 https://333healing.asia/healing-document/woman-with-left-hemiplegia1/ https://333healing.asia/healing-document/woman-with-left-hemiplegia1/#respond Tue, 17 Sep 2019 00:00:52 +0000 http://3375c31f1514cc20.main.jp/333healing.asia/?p=1869 1.25歳のとき、突然Yさんを襲った脳梗塞

陽射し柔らかいある日の午後、その女性はお母様と親戚の方と一緒に東京本社へ来ました。目が大きくてニコッとした笑顔、ショートカットの髪はとても似合っていました。

僕が「はじめまして」と挨拶するとその女性は、「はじめまして」と笑顔で会釈も。思ったより表情が柔らかかったのは安心しましたが、その女性のたどたどしい歩きにまわりも「今か、今か」と手を差し伸べようと座る席まで案内するのにも目線は足元から離せませんでした。

40歳の女性、仮にYさんとします。実はその方の左手にはステッキが握られ、一見して健常者ではないことはすぐに分かりました。

とってもかわいらしいYさん。今から15年前、25歳のときに『もやもや病』により出血。これは何らかの原因で、脳の血管が閉塞して起こす血流不足が招く病気です。

その10日後に、今度は『脳梗塞』を起こし、左半身麻痺となりました。そしてさらに、それが原因となって『高次脳機能障害』を発症。Yさんは、立て続けに自由を奪われていったのです。

高次脳機能障害は、脳梗塞や脳内出血などが原因となって起きる記憶障害、注意障害、行動障害など普通の生活が難しくなる障害です。

しかし、身体障害が軽症なことが多く、外見として目立ちにくいこともあって、しばしば『みえない障害』と呼ばれるそうです。

2.高次脳機能障害がもたらした不自由な生活

今回、東京本社に来るにも、Yさんがご家族同伴で来ました。実はそれは、自分自身で地図を読んで目的地までたどり着くことができなかったから。

また、ゆっくりではありながらしっかりと話すのですが、本当は大変。人の顔と名前を覚えるのが困難で、覚えてもすぐに忘れてしまうそう。だから、やるべきことや大事なことは会話ではなく紙にしてもらうそうです。

さらに、注意障害に加えて左半身麻痺は左目の認識・認知も落とすのか、視界は見えてはいるのに左側だけ壁にぶつけてしまったり、物につまずいたり。時には転倒することもあって、とても痛い思いをしていました。

「左側はあざができるので…」

そう少し控えめな声で言った表情は、笑顔もありながら「困ったな…」という程度の優しい表情でした。困難を抱えた生活にも関わらず、笑顔でいるYさんにこちらまでその大変さを忘れるほどでした。

また、服を着るのが大変だそうで、左手がどこに入るのか?を憶えられない。麻痺があり不自由な左手に、脳の指令もままならないYさんは、さらに通常の生活が困難となっていました。

日常で、私たちが無意識のうちにできるような動作も、多くがYさんにとっては困難です。その生活を15年続けてきたYさんの苦労を考えると、またその中で奪われた「時間」「自由」「笑顔」「25歳らしい生活」「30歳らしい生活」「同年代らしい生活」を考えると、想像を絶する苦労があったとほんの少しですが、分かったのです。

3.「左手の自由を取り戻したい」

病院でもらった薬を服用してもこれらが改善することがありません。その中で「少しでも希望があるなら」と奇跡を信じて私たちのもとへ来たYさん。

「一番の希望は、左手の自由を取り戻すこと」

前もって行われた事前ヒアリングでそう言っていたYさん。今回のヒーリングで、衝撃の改善を見せることになったのです。

僕が談笑を含め少々のヒアリングを終えると、作務衣を来たミツさんが部屋に入ってきました。「こんにちは。前里です」。そう静かに言ったミツさんに、Yさんも笑顔で挨拶を返しました。

それから、はじまりました。これは、実際に僕の目の前で起きた出来事。ミツさんのヒーリングによって15年来の不自由が劇的に改善した話。そのときの衝撃は、今もリアルに残っています。

4.ヒーラーとYさんの対面

ミツさんが部屋に入ると、一気に空気の流れが変わります。物腰柔らかいミツさんですが、凛とした意識が立っているのかなぜか固唾を飲んで動きを見てしまうんです。

膝をついてYさんの前に座ったミツさん。言葉とともに安心を投げかけるように、しかしはっきりとした声でYさんに話し始めました。

Yさんの麻痺した左半身の左手は、力強く握りしめたまま緊張がとれません。手を開こうとしてもガチガチになって震えが止まらず、左手を曲げようとすると、加減が分からず胸を叩いてしまってもいました。

また、手のバンザイも右手は90度上がり、左手も同じくらい。「もっと上がらないですか?」と促してやっと90度超えるのが限界でした。杖なしで歩いてみては、膝が上がらないので今にでも躓くかというほどで、Yさん自身も注意しながら歩いているのはすぐに分かりました。

5.ヒーリングで「過去を忘れる」

この事前の確認が何のために行われるのか?それには、4つ理由があります。

まずひとつ目。ヒーリングで病気や症状が改善した場合、本人が「過去を忘れる」ということが頻繁に起こります。正確には、「うまく思い出せない」のですが、ほとんどの場合、「あれっ?動かなかったっけ」と言うので、それは一瞬でも「過去を忘れた」と言っても過言ではありません。

人が体験する現実というのは、多くの人が過去の記憶や経験をもとに『今』創造します。だから過去でできないことは、今もできないはず。しかし、何かで急激な変化が起きると、過去の記憶や経験との接点が微妙にかみ合わなくなり『今』、はじまったような現実になる。

過去との接点がズレているので、「記憶が曖昧になる」ということで現実を維持しようとするはたらきがあるようなんですね。

次の理由。それは、ヒーリングを受ける方にリラックスしてもらう効果があります。多くの病気の方は身体を動かさないせいか通常よりも呼吸が浅くなりがち。だから余計に身体の拘束が加速し、緊張を強めてしまう傾向にあるんですね。

それを、身体を動かしながら症状を確認してもらうことで、はじめての空間でも、いつものように振る舞え、さらには呼吸も深く入るようになります。ミツさんは、さり気ないところでも配慮をしながら空間をつくるのです。

6.ヒーラーとなる前から起きていたヒーリング現象

次の理由。実は、このときから始まっています。ヒーリングは、すでにこのときから始まっているんです。

ミツさんはもともと10年前にモンロー研究所のヘミシンクで自由に体外離脱ができるようになり、その後、透視能力やチャネリング能力が身についたという経緯があります。

いわゆるガイドやハイアーセルフ、過去世やパラレルリアリティの「その人」、もっと言えば潜在意識の声、異次元の存在の声…あらゆる「声」を必要に応じて届けるので、通常では知ることのできない情報まで知ることができます。

まずそこではじめたのはカウンセリングでした。ミツさんのカウンセリングを受けると、「自分の秘密を知る」「これからの動きが分かる」というメリットももちろんあるのですが、皆さんが「凄かった」という理由以上に多いのが「心が軽くなった」「スッキリした」「視界が明るくなったのが分かる」という身体的なもの、体性感覚的なもの。

ミツさんと話していると、なぜか落ち込んでいる人は表情が生き生きとしてきて、悩んでいる人の問題はすぐに解決し、ただの「いい話を聞いた」では終わらない不思議なことが次々と起きます。

それに加えて不妊症で悩む方が来ればまだこの世界には存在していない生まれてくる予定の子どもの声を届け、生まれてくるために必要な情報も聞いて伝えます。

今思えば、それはヒーリング。ヒーリングは病気を治すこともありますが、心の不調を改善する役割もあり、手はかざさなくても、同じような結果を生んでいたのかもしれません。実は、広い意味では10年前からヒーリングをしていたのです。

7.ヒーリングが引き出す、人の持つ治癒力

そして、最後の理由。これが最大なのですが、それは「今日すぐに改善するので、確認しておきましょう」という意味があります。確認してから、たった数十分後に同じ動作をすればそれはその日の体調でも気分でも、何でもありません。まさに、その数十分間のうちに起こった出来事なのです。

だからこの確認が起きるたびに、僕はこれからはじまる時間を一瞬も逃さずに見ようと、真剣そのものになるのでした。また、これはヒーラーの有能さを証明するわけではなく、その人の持つ治癒力を実証したようなもの。

実はヒーリング効果というのは、ヒーラーの能力云々はたった2割程度。実は、ヒーリング効果は「よくなってほしい」というヒーラーの意図と、「よくなりたい」という人間の心と身体が発動させる治癒力が協力したもの。そういう意味では、ヒーラーと言うのは「相手のやる気を出させる」という側面が強いんですね。

それもあってか、ミツさんは何度も言っていました。

「必ずよくなるので、絶対に諦めないでください」

そう安心を投げかけるように言うと、Yさんは笑顔で頷きました。後ろに座っていたお母様も見守った中でのはじまりだったのです。

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『激痛と長い間戦ってきた中2女の子へのヒーリング』 2.女の子の見た不思議な夢 https://333healing.asia/healing-document/a-girl-with-severe-pain2/ https://333healing.asia/healing-document/a-girl-with-severe-pain2/#respond Mon, 16 Sep 2019 00:00:16 +0000 http://3375c31f1514cc20.main.jp/333healing.asia/?p=1474 6.女の子の見た不思議な夢

少し時間を戻します。

実はヒーリングが終わって数日してから、その子は不思議な体験をしています。その内容がお母さんから送られてきました。

あまりに不思議な内容でだったので、本人がメモを取ったそうです。その内容は、深い眠りから覚めたその子が話した「夢の話」でした。お母さんからその内容についてのメールが届きました。

下記は実際のメールです。

※個人的な情報の部分は省いた内容です。

本日はお電話頂きありがとうございました。娘の夢のお話ですが、ただの妄想かもしれませんが宜しくお願い致します。娘がメモした通りにメールします。一部意味不明な所あります。

僕=前里先生。

今日の夢

注意ポイント

ママの事、頭、お腹。頭よりお腹のエネルギーが小さいから注意と伝えておいて下さい…ママは自分のやりたい事を見つける。

前里先生がよく来れたねと。そして白い部屋。とにかく真っ白。

パパは1人で自分の世界、分かりやすく言うと自分の時間を大切にしている。ママに対して対応の変化にパパがついて行けない。僕にとって見ると、そんなに長くはない。けどパパとママにとっては自然な形に戻るのは少し長く感じるかもね。

ママはオーラと顔が強い。別に顔がブサイクとかそういう事ではなくて笑…もとが強いからそれをパパは感じている。ママはパパにもう少し甘える。本当はパパにはやっぱり呼吸法、ヨガをやってもらいたいけど、パパはあまり興味がないから(^^;;。

ママと○○ちゃんがやってる姿を見てたりすると、パパは自分だけひとりぼっち、俺もやってみようかなってなるから。

すぐに呼吸法、ヨガをパパに教えて下さいってわけじゃないけど必ず言うときが来る。パパは今のままで行くとママの予想していた事が起こるかも。脳の…。

○○ちゃんはやっぱり足=歯の神経だね。塩とか、肉とか食べ物ね。あれから痛くなった?

ひとつ、ひとつの事をやって行くにつれて僕は治ると思う。歯ブラシは?歯磨き粉は?呼吸法は毎日やってるといいよ。

あと、1回起きたらまた寝て下さい。エネルギーの消耗が酷いから、身体に来ると思う。ママには申し訳ないけど二度寝して下さい笑。こっちの世界と時差がかなりあるから…ムニャムニャ…ママから起こされ目が覚めた。

ハッキリ覚えてない事もあるし、忘れた事もあるけれどもっといっぱいお話した。

以上です。娘が起きて真っ先に話して、娘がメモした文面です。前里先生にもどうぞ宜しくお伝え下さい。

あれから足の痛みは1度もなく、娘なりに塩分やお肉、歯磨き等気をつけている様子です。

今後とも私を含めどうぞ宜しくお願い致します。本当に感謝しております。

7.ヒーリング治療に必要だった8次元存在とは?

その子は、実は高い能力を持っているそうです。スピリチュアルな感性のことです。体外離脱をした前里と、夢の中で会って話した記憶を持ち帰りました。将来が楽しみですね。

「準備の3日間」の時、前里が何をしたのか、また、なぜ高熱が出たのかをヒーリングから数日経って聞きました。

「初めて8次元とコンタクトをとった」

前里は、3日間かけて、自分を8次元の周波数にチューニングしたそうです。前里にとっても初の試みでした。「今の自分の能力では、治せない可能性がある」と直感的に思ったそうです。

そして考えた末に、8次元とのコンタクトを思いつきました。その方法は、あまりに斬新で、僕は初めてそれを聞いた時、驚きとともになぜか笑いました。笑うしかなかったかもしれません。

前里はこれまでSANという宇宙意識と常にコンタクトをとってきました。SANは前里のハイヤーセルフであり、5次元の存在です。フルトランスチャネリングの時は、SANが登場し、僕らと直接コンタクトを取ります。

SANは、バシャールと同じようにやはりユーモアがあり面白い存在です。そして8次元の存在と、この5次元のSANが深く関わっていました。どういうことか…

8.ヒーリングするために考えた最高のアイデア

説明します。

初の8次元とコンタクト方法が前里はわかりませんでした。ダイレクトにコンタクトをとることができなかったそうです。そこで5次元のSANにある依頼をします。

「中継です。」

実はその8次元の存在は、5次元のSANのハイヤーセルフだったそうです。前里からしたら、ハイヤーセルフのハイヤーセルフ… ということになります。

そこで前里が思いついたアイデアが、僕の度肝を抜いたのです。前里は5次元のSANにこう依頼しました。

「ハイヤーセルフをフルトランスでチャネリングしてほしい」

要するに、5次元のSANが、8次元の自分のハイヤーセルフを、フルトランスでチャネリングをするということです。前里がSANをフルトランスでチャネリングするのと同じことを依頼したのです。

そして、8次元の存在をフルトランスでチャネリングしているSANと、前里はいつものようにコンタクトを取りました。その方法なら8次元につながることができたそうです。

それに3日間かかりました。そしてあまりの周波数の違いに、高熱を出してしまったということです。しかし、その8次元のエネルギーをチューニングした状態で、その女の子のヒーリングをしたのです。

「そうじゃなかったら治せなかった」と言いました。そしてもうひとつ、「我ながら最高のアイデアだったな」と思ったそうです。

僕はもっとそう思いました。とにかくぶっ飛びすぎていたので、思わず笑いました。

そして2017年になり、前里のヒーリング能力がどんどん拡大していきました。そんな中の2月のある日、前里が言いました。

「また8次元とつながろうかな」

理由はこうです。病気じゃない人にそのエネルギーを向けたら、おそらく今までにない能力が開花する可能性がある。何かがいい意味で壊れる。観念が吹き飛ぶ。

とにかくこのエネルギーは能力開発に使える。

「社員にそのエネルギーを流してみようかな」「そしたらみんな一気に能力が上がるから、社長としてはうれしいかな(笑)」と笑いました。

僕らはドキドキ♥ワクワク♪しましたよ!何が起こるんだろう!自分がどう変化するんだろう!どんな能力が開花するんだろう!思考が子どもでした!笑

でもそれは、またあの3日間を過ごすという意味でした。ほぼ確実に前里自体が体力を大幅に消耗します。当然それは実行されませんでした。

しかし、それから1ヶ月ほどしてから、前里は末期の脳腫瘍を患う女性のヒーリング依頼を受けることになりました。

そしてその女性へのある日のヒーリングが終わった後に、前里がこう言いました。

「そういえば、あれが今は数秒でできるよ」
「あの時3日かかった8次元とのチューニング」
「今は3秒でできる(笑)」
「高熱も出ない」

そして今、3秒発言からさらに1ヶ月以上が過ぎました。末期癌の女性の娘さんからは、今日も喜びのご報告がありました。余命を宣告されている女性。

腫瘍の拡大が止められず、これ以上治療できないと医師に言われたその女性の腫瘍は、液状化し縮小を始めました。

8次元の存在と精霊。そしてヒーリング中に8次元の存在が腫瘍に触れた時の爆風。アルクトゥルス。

前里光秀研究所 美輪勇気

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『激痛と長い間戦ってきた中2女の子へのヒーリング』 1.原因不明の激痛 https://333healing.asia/healing-document/a-girl-with-severe-pain1/ https://333healing.asia/healing-document/a-girl-with-severe-pain1/#respond Fri, 13 Sep 2019 00:00:05 +0000 http://3375c31f1514cc20.main.jp/333healing.asia/?p=1470 .原因不明かつ病名不明の病気

これは、激痛と長い間戦ってきた女の子のヒーリング治療の話です。依頼をいただいた2016年の12月は、まだヒーリング治療の実績はほとんどありませんでした。まだ、前里光秀もスピリチュアルヒーラーとしてヒーリングを受付する前、ある日突然来た依頼。

ぜひ最後まで読んでいただいて、激痛を克服したこの中2の少女を応援していただきたいと思っています。もし応援メッセージをいただけるのであれば、女の子も、ずっと見守ってきたご両親も喜ばれると思います。

中2の難病の女の子は、その若さで10年間、原因不明の激痛に耐え続けてきました。

足の甲の激しい痛みで、叫びながらのたうち回っていました。その激痛が1ヶ月間毎日続くこともあれば、1日限りの時もありました。それが10年間です。

「のたうち回るくらいの痛み」

その子のお母さんがそう表現しました。「のたうち回る」という言葉の意味は、「苦しみもがいて転げまわる」です。10年間です。

どこの病院に行っても、「原因不明」。要するに「治療ができない」。病名がついても、あとから「やはり違う」と変わったそうです。だから、ただただ鎮痛剤が処方されるだけ。

中2の女の子です。5年前は9才です。10年前は4才…

想像できますか?

グループ会社に個別指導専門の学習塾がありますが、そこにも、もちろん中2の女の子がいます。

中1も、小学生もいます。こんな幼い子が、どうやって、どんな精神力で耐え抜いてきたのでしょうか。本人以外、理解できることはないと思います。また、ご両親は、痛みでのたうち回る我が子を、どんな気持ちで見続けてきたのでしょうか。

2.お母さんから届いたメール

「その子のお母さんから届いた実際のメールです」

※特定できる名称は○○に変えています。
※ご本人の許可を得て掲載しています。

出生児、低体重児、新生児低血糖症、貧血等と言われ保育器に入りました。ミルクも飲ませても吐いて飲めず胃にマーゲンチューブを挿入、点滴も含めて栄養確保。見るからにぐったりとして泣く力もなかった様に思います。

退院し間もなくミルクを飲ませても吐いてしまう事に異常を感じ出産した病院に連れて行くも、異常ナシと。しかし吐くのは治らず自ら○○大学病院小児科受診。

すると胃軸捻症、幽門狭窄症と診断。普通は手術するのですが○○は体力が無いとの事で薬剤投与で半年間経過観察。吐くのは治りました。

その後も生後7ヶ月で髄膜炎意識を失い通常は免疫があり1歳にもならない間はこの様な病気に罹ることは珍しいと、薬もどのくらいの用量を使用してよいかわからないとの事で、丸一日意識がなく眠ったままの状態が続きました。

奇跡的に意識障害等なく、ニッコリ笑って目覚めました。その後も風邪や胃腸炎、あらゆる普通のお子様が罹る病も○○は重症化してしまう傾向にあり3歳までほとんど入院してたと言っても良い状態でした。

3歳→毎日鼻出血が続きました。すぐに止血するものの、1日何度も鼻出血したり止まったりを繰り返します。

その後足の甲の痛みを訴える様になり、その痛み方は尋常ではありませんでした。病院を受診し、採血の結果フォン.ヴィルブランド病と診断。血液凝固機能が少ないと。

足の痛みとの因果関係ははっきりとはわからず止血剤と足の痛み止を飲む事になりました。鼻出血は小学校6年生位になるとほとんど出る事はなくなりましたが、足の甲の痛みは現在も消えていません。

その為痛み止めの服用は続いてます。足の甲の痛みは夕方から痛みだし、のたうち回るくらいの痛みの為すぐに痛み止を服用させます。痛み止を服用すると30分くらいで痛みは落ちつきます。

不思議と日中は痛まないのです。痛みは夕方から夜、夜中にかけて。痛みが1ヶ月位続く事もあれば、1日限りという事も。

 

2016年12月、のたうち回るような原因不明の激痛を抱えた女の子のお母さんから、メールが届きました。

学校には夜痛みで寝れない日が続くと必然的に朝方ようやく眠りにつくので行けず休む事が多くなりました。熱が無いのに痙攣を起こし、入院して検査するも原因不明。

最近は胃、腸が痛く、下痢が続き○○大学に入院し胃カメラ等の検査をしましたが食道に若干の炎症を認められるものの胃の痛みの原因はわからず退院。

紹介状を書いてもらい○○病院小児科受診。フォン.ヴィルブランド病かどうかはっきりした事がわからないと言う理由でその病名は一旦取消となりました。

足の痛みの原因もわからず痛み止めを増やされただけで、現在も痛い時は痛み止めで抑えるを続けてます。

そんな中○○に引越しした物件がわるく、隣の住人弁護士一家の昼夜問わずの騒音、子供の泣き叫ぶ声、夫婦喧嘩の音に悩まされ安心して住む事が出来ず、ホテルに泊まったり、物件を探したりしております。

そのストレスはかなりあるかと思います。娘は○○に来て、より一層お腹の不調を毎日訴えるようになり原因わからず、2週間前ほど、○○市高島屋に買物に行った際呼吸がしずらくて、苦しい。背中が痛いといい、家に帰って休ませましたが苦しさと背中、腰の痛みは治らず、○○病院小児科受診。

検査もせず原因わからないからとりあえず痛み止めと風邪薬でも出しとくわと言われました。

○○病院はもうだめだと判断し、第二○○病院行くも午前11時の時間が5分過ぎた事で時間外と断られ、○○府立病院に行きやっと診てもらう事に。

肺のレントゲン、肺のCT、心電図、腹部エコー、採血、腰のレントゲン、全てこれと言って原因みあたらないとの事でまた痛み止めをもらい帰宅。

現在も呼吸しずらい、背中、腰痛いは続いております。学校は休んでおりましたが今週月曜日からまた行き初めました。が、座っていても背中、腰の痛みが辛いとの事で保健室の先生より連絡が来て迎えに行きました。

昨日頑張って学校に行きましたが、どうやらクラスの一部の生徒から悪口をいわれ、気持ち悪い、あの子には近づかない方がいい等の話しが本人にも聞こえた様子でまた具合悪くなり保健室に行ったらしく、珍しく保健室で大泣きしたと言って帰ってきました。

身体の原因不明の痛み、不調、学校のイジメ?隣の住人、環境…いろんな意味でストレスはあるかと思います。ざっとわかる範囲で書きました。

長々とすみませんが宜しくお願い致します。Skypeもう少し待って頂けたらと思います。

3.たった3日間で治った10年間の激痛

この女の子のヒーリングの依頼は、当然ですが、前里自身、人生初の内容でした。ワクスピ♪でもはっきり言っています。「厄介な依頼がきたと思った」と。

しかし、ある存在とした「病気を治す約束」がありました。自分の息子を救ったある存在との約束です。

「これから先、目の前に来た人の病気は必ず治す」
「息子を治してくれるなら、身を捧げます」

幼い息子の事故による大怪我は、医師に「完治不能」と言われました。僕は、前里からLINEで送られてきた大怪我を負ったその子の画像を見て泣きました。

しばらく泣きました。絶望的だと思ったからです。どう言葉を届けてよいかわかりませんでした。

しかし、その存在の協力で完全に治りました。完全に。そのヒーリング時間は、1日や2日ではありませんでした。1日中… 休んではヒーリング、休んではヒーリング…

そして本当に奇跡が起きました。その子は今、大怪我などまるで何もなかったかのように、事故などなかったかのように大きく笑っています。

だから、「厄介な依頼がきたな」と思った前里は、同時に「必ず治す」と決めました。この依頼は、「その約束」からまだ3ヶ月しか経っていませんでした。

4.誰も発見できなかった激痛の原因

最初にメールで届き、特殊な依頼であることがわかった僕は、依頼者であるお母さんに電話をしました。そして、細かく内容を聞いて、「こんなに早くきたか…」と思いました。

もちろん依頼を受けました。そして、前里は3日間かけて、ヒーリングの準備に入りました。そして3日目に前里から思わぬ連絡が入ります。

「高熱で動けない」

ヒーリングはその翌日です。「日程の変更を」と思いましたが、決行するという答えでした。そして、その3日間の「準備」の内容は、後から知ることができました。

まずは、この依頼に関してのヒーリングは、準備と同様ほぼ3日間続きました。依頼者のお二人も、3日間東京に滞在。そしてヒーリングは行われました。

その子は確かに難病でした。原因不明と言われていたのも、仕方がないと思える結果が出ました。

のたうち回る足の甲の激痛の原因は、なんと歯の異常にありました。その子のハイヤーセルフや、協力している存在たちが伝えてきました。

前里自身も不思議に思いながら、歯について聞いたそうです。

「歯が普通と違いますか?」

その子の歯には、小さな突起があったそうです。神経が歯を内側から圧迫し、突起しているという、大変珍しい状態でした。

歯の異常について、その子のお母さんから事前情報はありません。まさかそれが足の甲の激痛の原因だとは、これまで診察してきた医師たちも、当然お母さんも考えつくことではなかったので、あえては言わなかったのです。

5.恋や勉強に悩める幸せ

「原因さえわかれば治せる」

前里はそう言っていました。そして原因を掴んだのです。そして、「これはチャネリングじゃないとわからないと思う」と言いました。

1日目のヒーリングが終わってから、その子は翌日のヒーリングの約束の時間まで、ほぼぶっ通しで10時間以上寝たそうです。ヒーリングの後は毎回そうなりました。心配するくらい寝たそうです。

そして3日間のヒーリングが終わり、母子は帰りました。結果を再度お伝えします。

「難病は治りました」
「10年間の痛みは、消えました」

ヒーリングが行われたのは、2016年の12月。そして2017年の4月現在、痛みはありません。まったくありません。一度も病院に行っていません。

そして、「初めてインフルエンザにかかりませんでした!」とお母さんから喜びの報告がありました。

その子のクラスはインフルエンザで学級閉鎖になっていたのに、毎年必ず真っ先に感染していたインフルエンザに、この冬は感染しませんでした。

そして新年度。今その子は普通に、ごく普通に学校に行っています。休まず行っています。健康になりました。激痛がなくなりました。

今の悩みは、進路です。受験です。中3ですから、普通の悩みです。学園の中3の生徒たちと同じように、普通に悩んでいます。

悩めることさえ幸せなのではないでしょうか。激痛があったら、悩めないんです。

3人の子の父親であり、塾の先生である前里は、その子が普通に学校に行けて、勉強ができて、普通に悩めて、おそらくこの先に恋もして悩んで、辛いことも楽しいことも普通に経験できることが、何よりうれしい、と言いました。

 

前里光秀研究所 美輪勇気

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https://333healing.asia/healing-document/a-girl-with-severe-pain1/feed/ 0
ヒーリングで意識を回復した深昏睡70歳の男性 https://333healing.asia/healing-document/a-miracle-occurred-in-a-man/ https://333healing.asia/healing-document/a-miracle-occurred-in-a-man/#respond Wed, 11 Sep 2019 00:00:24 +0000 http://3375c31f1514cc20.main.jp/333healing.asia/?p=1812 ある日突然、70歳男性を襲った脳幹出血

⭕【2018年9月11日23時頃】

70歳Mさん。ドライブから帰り車から降りると、右足が痺れはじめる。玄関まで歩いていくが、歩けなくなりその場で横になる。すぐに奥様の呼びかけの応答がなくなり、嘔吐を繰り返す。

⭕【9月11日23時半頃】

救急隊員が駆けつける。瞳孔に光を当てると、反応なし。

⭕【9月12日0時】

病院へ緊急搬送。脳出血の中でも、特に重症とされる。『脳幹出血』。手術の適応外。

⭕【9月12日お昼頃】

脳死判定基準となる『深昏睡』状態。意識レベル評価でいちばん悪い深昏睡。もちろん意識はなく自発呼吸もできず、集中治療室へ。

 

⭕【9月17日19時頃】

当日から6日経ち、奥様が前里光秀研究所にヒーリング依頼。奥様と連絡を取り状況を確認。一刻も争う状況だと判断し、ヒーリング予定のスケジュール調整に。前里光秀研究所は、緊急対応措置を取ることで一致。

⭕【9月18日夕方頃】

『遠隔ヒーリング』

ミツさんが体外離脱によって意識不明のMさんのもとへ行き、意識を起こすところから1時間、遠隔ヒーリング。

⭕【9月18日16時55分】

『ヒーリング終わりました!』

ミツさんからメールが入る。

⭕【9月18日17時】

奥様へ電話をし、ヒーリングが終わった旨を伝える。『明日、様子を見てご連絡ください』

⭕【9月19日22時半過ぎ】

奥様から報告あり。救急車に居合わせた医師から「150%植物状態」と言われたMさん。しかしミツさんのヒーリング後、奇跡的に意識を回復!呼吸器は外れ、自発呼吸に。

⭕【9月20日17時過ぎ】

奥様から報告あり。深昏睡という脳死判定基準になる危篤状態から意識の回復のみならず、ご主人様が目を開いたという。身体に挿す管も抜かれた。そして、車いすに乗る練習をはじめたという。

本当に、よかったですね。また、この奥様にヒーリング依頼したらどうかとお友だちの方が言ってくれたそうです。それもあって、勇気を出して依頼をしてくれました。お友達の方には、感謝です。

ヒーリングの存在を知ってくれていたこと。それでも、理想を言えばもっと余裕をもってのヒーリング依頼が望ましいです。ヒーリング後の状態が、さらによくなっているわけですから。

脳出血の主な原因とは?

脳出血の主な原因は『高血圧』です。高血圧が、脳出血のいちばんの原因になります。他には、喫煙・糖尿病・動脈硬化症などがリスク要因となります。

特に、高血圧が原因となる脳出血は死亡率75%にも達するそうです。そして、一度脳出血となると発症から1年以内に25%が死亡し、生存者の半数近くが介護が必要であるか寝たきりか。

特に、今回の場合は脳幹出血。はじめは左視床出血からはじまり、脳幹出血に。視床は、視覚・聴覚・体性感覚など感覚インプットを大脳新皮質へ伝える中継地点。脳幹は、呼吸や血圧を保ち、意識コントロールもする重要な部位。だから生命活動の基本的な役割は脳幹が担っています。

この脳幹に回復不能な障害が生じると、脳死(はじめは脳幹死)を引き起こすわけです。逆に、大脳の機能が失われて脳幹や小脳の機能が残っているのが植物状態。意識を司る脳幹の機能が残っているので、自活呼吸ができ、回復することもあるそうです。

脳幹は、位置が脳の奥深くなので、あまり手術してもメリットがないらしいんですね。だから、脳幹出血の場合は基本は保存的な治療となるそうです。

医者からは「150%植物状態」と言われた

今回、Mさんは車から降りて倒れられてから、すぐに嘔吐を繰り返し意識を失いました。救急車が到着した頃には、すでに瞳孔縮小という麻痺が起きていました。その後、病院に到着するとすでに深昏睡という状態。

これは、意識レベルで最悪の状態で、目は閉じたまま覚醒させることはできません。痛みから避けることもできず、ピクリとも動かない無反応の状態です。このような状況で、脳幹出血が発症してから1週間後にミツさんがヒーリングしました。

特に印象的だったのは、救急車に乗ったときに同乗した先生が「150%植物状態」と言い切ったということ。そして、病院に到着して数時間後には「もう病院でできることはひとつもない。かと言って、今すぐ連れて帰ってくださいとは言わないですが。」と言われたということ。

そこに、奥様の妹様が何とか手がかりを探そうとすると「それは、希望を持っているということですか?」とも言われたと。リスク回避と期待値を下げるための言葉だったと思います。

が、それでもMさんは深昏睡から意識を回復しました。

奥様はそれを「奇跡」だと言った

では順を追って、見ていきたいと思います。

1週間続いた深昏睡からヒーリングをした次の日。担当している理学療法士のそれまでの見解で言うと、「ゆくゆくは人工呼吸器が外せると思う」ということだったそうです。

すぐに外すと、舌根沈下といって気道が塞がる状態になるので危険だと。しかしヒーリングをした次の日には、呼吸器を外し自発呼吸に切り替えたのでした。

自発呼吸ができるようになるポイントは、「意識があるか、ないか」だそうです。今回の脳出血は脳幹出血で、かつ大量の血液が流れて固まっている。だから、医師の見解では「意識が戻ることはない」とのことでした。

しかし、ミツさんがヒーリングをした次の日には驚異的な回復を見せたのです。戻らないはずの意識が戻り、人工呼吸器を完全に外し、自発呼吸にまでなった。奥様は、それを「奇跡です」と言っていました。Mさんは、まさに奇跡的な回復を見せているのかもしれません。

体外離脱で見た深昏睡の世界観

しかし、僕の興奮をよそにヒーリングをしたミツさんは至って冷静。「当たり前です」と言わんばかりに、ただただいつものようにその改善を喜んでいただけでした。

では、ミツさんはどんなヒーリングをしたのでしょうか?ミツさんが見た。脳幹出血により深昏睡となった70歳Mさんの状態とは?

まず、ミツさんが体外離脱によってMさんのところへ行くと、「意識が、いなかった」そうです。人は、夢を見ているときもお酒を飲んで酔いつぶれているときも、意識は、あります。意識を車の操縦席とすると、席にはいつも座っているんです。それが、ない。では、どこに?

ミツさんがその意識を探すと、その場所は…?

『別次元』。別次元だったそうです。

実は深昏睡というのは、意識が別次元へ行っている状態。だから、どんなに刺激を与えても起きない深い眠りのようになるのです。

それで、ミツさんはどうしたのか?

ミツさんは、すでにこの世界にはない意識というMさんの本質としての存在を戻ってくるようにして戻したということでした。その方法が面白かったんですが、その意識に対していろんなレクチャーをしたそうなんです。

すでに別次元でさまよっていたので、もとの意識の操縦席までの戻り方を教えたり、一緒に手をつないで戻ったり。それに時間がかかったと。と言っても、この世界ではおそらく数分の出来事だと思いますが。

もちろん、そうなるまでの間に意識をたくさんヒーリングする。さまよっている意識を叩き起こしてからでないと、歩こうにも歩かないわけですから。最終的には、そのときはまだ操縦席に戻った意識は、右手に意識を向けたくらいで、左手は微動だにしなかったといいます。意識が戻ってからも、動くかどうかは別だということだと。

そしてヒーラーは、次なるクライアントへ

ミツさんは、ヒーラーである以前に意識だけになって自由に次元をまたぐ体外離脱能力者です。そして、目には視えないものをハッキリクッキリ視る透視能力者です。さらには、通常では会話ができない存在とも対話することができるチャネラー。

手をかざして病気を癒すだけではなく、これらの能力を総動員させてヒーリング治療を行います。僕が聞き出そうとして、やっと話したようなミツさん。しかし、最後にこう言っていました。

「これで、やり方が分かったよ!もう、大丈夫だね。」

ミツさんが言っていた意味は、次に依頼が来たらもう大丈夫だと。昏睡状態になった人も、もう意識を回復させることができる。ヒーリングが終わったばかりなのに、もう次のまだ見ぬクライアントを想像し、準備に備えていたのでした。

この姿勢や考え方があるから、ミツさんはヒーラーとして言葉だけではない、実力があります。

 

前里光秀研究所 和田一真

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『肩に槍が突き刺さったような痛みを感じる女性へのヒーリング』 5.病気の国境を越える https://333healing.asia/healing-document/woman-with-fibromyalgia5/ https://333healing.asia/healing-document/woman-with-fibromyalgia5/#respond Tue, 10 Sep 2019 00:00:11 +0000 http://3375c31f1514cc20.main.jp/333healing.asia/?p=1467 18.誰でもヒーラーになれることを実証する人

次の日、8月10日(金)はCさんが帰る日だった。

ミツさんが、なぜいなくても成立したのか?それは、勇気さんがいたから。

実は、ヒーリングにも順序があって、ゼロから100までを1人のヒーラーが担うことがベストではないときもある。そういう意味では、前里光秀研究所は組織としての強みがある。それぞれ、いろいろな強みをもったヒーラーがいるからだ。

勇気さんは、前日に引き続き、Cさんをヒーリングしていった。その中には、ミツさんが開発したアストラル体からのヒーリング治療も入っていた。勇気さんの仕草に反応するように、目を閉じたCさんが揺れていた。

その後、話しながらヒーリングをしていく中で、Cさんは何度も笑っていた。そして、「凄い…!」と何度も何度も言っていた。さらには、ミツさんより相性がいいかもとまで言っていた。

「流れがあるからです」

あくまでも、ミツさんがつくったヒーリングの流れがあるからだと勇気さんは言っていた。つまり、ゼロからつくりあげることはとてつもなく大変だと。勇気さんの謙虚さと気遣いと癒しが、何度もCさんを動かしていた。

病気を完治させ、今度は人の病気を癒やしてあげたい。そう言うCさんにとって、勇気さんは希望だった。

「ヒーリングの勉強もしたいです」

娘さんのMさんとともに、はやく病気を完治させてヒーラーになりたいという。病気の痛みを知っている人だから、できるヒーリングがある。それは、素晴らしいに違いない。

また、このような痛みの緩和や病気の治療。研究所で学んでヒーラーとなったお客様にも続出している。そんな具体的事例をいくつも話すと、さらに驚いていた。個人差があれど、誰でも望めばヒーラーとなれる。

実際に、ヒーラーになるには方法は決まっている。決意する、やり方を学ぶ、もちろんそれもある。しかし、本当にポイントは?

誰が教えるのか。

意外に現役ヒーラーがその技術や思考体系を公開するヒーリングワークを教えている場所というのはなかなか存在しない。

前里光秀研究所は、まさにそれをやっていると。それには、会社に流れるアイデンティティーとしてある「教育」。教育業が母体の会社だから、ヒーリングもひとつの教育だと。だから本人の意思があれば、誰でもできる。それが、前提条件だ。

そこには、神様はいないし、宗教も存在しない。教育で、人は変わる!それこそ、だった。

最後のヒーリング後、Cさんは今までで最高の笑顔だった。勇気を出して、本当に来てよかったと何度もお礼を言いながら帰っていった。その笑顔も、所作や動きも、すべてがまったく別人だった。

たった1週間弱で、Cさんは別人のようになって帰っていった。

19.前里光秀研究所が存在する理由

Cさんは、新幹線に乗って帰った。

家に帰って、娘のMさんと会ったそうだ。泣いて喜んでいたという。そして、事情をあまり知らない旦那さんも喜んでいたという。

「研究所のことを、調べ始めているみたいです」

Cさんは少し嬉しそうに言っていた。

本当に、手も触れないで病気を治せるのか?

現代医療からしたら絶対に理解できない態度でしかない。だけど、奇跡は目の前で起きている。

「本当に、ありがとうございました!こんなところ、日本中探してもありません。本当に、感謝しています」

電話で、そう言っていた。もう後がないと思って臨んだ前里光秀研究所でのヒーリング。フリーダイヤルに電話した日から約1ヶ月で、人生は大きく変わった。Cさんの決意と、家族の応援がCさんを変えた。

そこに、前里光秀研究所が携わった。

病気を抱える苦しみは、健常な人にとっては理解しがたい。到底、理解できない。でも、理解しようと努めるということはできる。その方向性に生まれるのが、ヒーリングのエネルギーだと思う。

これからも、線維筋痛症との対話は続いていくようだ。まだ、完治ではない。下肢には、まだ痛みが残る。それでも、Cさんはただ病気を改善しただけではない。

病気の完治に必要な思考の力について、大きく学んだ。この1週間で、いかに病気を手放さない思考があるのかを学んだ。

そして、8月下旬には沖縄で人生を変える習慣教育について、実践で学ぶ。簡単に言えば、生活改善。思考以外にも、理想の食事や睡眠など、日々やるべきことはたくさんある。日常が、すべてをつくるのだ。

前里光秀学園が提唱している習慣を身につけたら、さらに病気は大きく完治へと向かう。Cさんは、諦めなくてよかったと何度も言っていた。

そして、Cさんはすぐにやりたいことがあるという。

それは?

それは、同じ病院で知り合った線維筋痛症の友人に今の改善を知らせること。そして、どうか前里光秀研究所に出向いて病気を治してほしいということ。

東京本社に来た当日から、ずっと、それを言っていた。その助けになるなら、とその改善の様子やインタビューをYouTube動画に掲載することも喜んで応じてくれた。

このような触れない治療はオカルト的に見られる側面がある。でも、その批判を打ち消すような真実の記録だ。

それでもどこまで広まるか分からないが、それを視聴した方が誰かに勧めてくれることを願っている。病気治療の選択肢としてヒーリングを勧めてくれることを願っている。また、病気や痛みを抱えている方が、その動画を見つけてくれることを願っている。

その後、Cさんからメールも来た。槍が刺さったような肩の痛みは消え、剣山に座ったような痛みも大きく改善した。そして、最後はこのように結ばれていた。

「ブログは拝見しております。YouTubeも配信してください。この病気で苦しむ人の大きな大きな希望になりますね。

今の医学では治らない病はたくさんあり、限界なんだとよく分かりました。先生がヒーラーをたくさん増やしたい、と考えて行動されていること、本当に素晴らしいですね。

私も娘も是非ヒーリングについて学びたいと思っております。本当にありがとうございました。また沖縄でお世話になります。」

ヒーラーとクライアント。対照的な位置にある二者が、同じ側にまわる。治ること、改善すること、希望をもつことで、同じ側として物事を考える。

病院でもヒーリングでも神社でも、ベストな改善策ならいい。手段は、何だっていい。でも、その痛みを1日でも早く治すことができたなら、それはその過程が教師のようになって多くの苦しみをもつ人たちへの希望となる。

その希望のひとつのかたちとして、前里光秀研究所にはヒーリングが存在している。

20.女性の人生を変えた、不思議な力

それから数日後、Cさんから喜びの声が届いた。そこには「奇跡」と称して、8年間にも及ぶ激痛から解放した経緯について書かれていた。

「今、全国にはたくさんの同じ病気を抱えている人がいます。その方々の勇気になるはずなので、ぜひ体験談を書いてください」

そう依頼していたからだ。Cさんの闘いは、まだ完全に終わったわけではない。それでも、その文面から分かるCさんが感じるCさん自身の未来への期待。

実際には不安もある。しかし決意をした人は、強い。そう思わせる文章だった。

皆さんは、病気を抱えていますか?それとも、健康でしょうか?

人は、健康であれば何でもできる。時には文句も言うし、喧嘩だってできる。だけど、病気になった途端すべてのことがストップする。そういう意味で、病気になることをミツさんはこう表現した。

「人が人ではなくなるのが、病気です」

Cさんも、もともとパワフルで快活で何でもこなす女性だった。それが、病気ですべてがストップした。

しかし、病気になってはじめてそのままの不自由さに気づき、病院に行く。そこで、まさかの治らないという現実にぶつかる。それから、多くの人は嫌々ながら代替療法を探すようになる。または治らないとは言われないものの数年間通って治らないなら、治らないということだ。

代替療法の中でもヒーラーはトップクラスで避けられる。「怪しい」「信じられない」「そういうのは…」。だいたいが、そうだ。

しかし、僕たちは知っている。内密のうちにヒーリング依頼をする方々が特にものごとを軽々しく考えたり、暗示にかかりやすいような盲信的な人たちというわけではなく、年齢も職業も環境も、あらゆる種類の人たちだということを。

最後の砦として、心のある部分では信じたい方法でもある。だからか、たいていの場合は最後の砦として、重大な責任と結論を任されることになる。目の前で瞬間的な改善・緩和・完治が求められる。

一方、目には見えない治療なので、病気も治さないのに雰囲気だけでヒーラーを名乗る人も多い。他の代替療法も現代医療も、すべての人たちが、仲良くできたらいいと思う。

ヒーリングも万全ではない。実際、感染症に関しては病院なら一発で完全に治す。すべての国境を越えて、協力できたらいいと思っている。

だって、病気が治るのなら、どの治療法でもいいんじゃないですか?

本人にとっては、病気が治るならその手段なんて、奇跡的に何の関係もない!少しでも多くの方が、この記事を見つけてくれたらと思っている。その病気は、必ず治る。

21.Cさんからの手紙

2018年

8月14日(火)

奇跡が起きました。

本当に、信じられないような
数日間を過ごしました。

ヒーリングを受ける前の自分と今の自分が、
別人のように感じられます。

私のこれからの人生を救ってくださった、
前里先生はじめ、何度も集まってくださった皆さま達に、
心から感謝を申し上げます。

私は8年間、線維筋痛症という難病と闘ってきて、
数えれば50箇所以上の病院やクリニックなどをまわりました。

インターネットで調べ尽くし、
遠く県外までも辛い体を引きずるように、
家族に連れて行ってもらいました。

新しい治療法を探して少し希望を抱いては、
やはりダメなんだ、という絶望を繰り返し、
精神的にも肉体的にもどんどん追い込まれていきました。

どれも対処療法でしかない為
少し楽になってもまた痛みはやってくる。

根本的な治療法や薬が
見つかっていないのですから当然です。

1分、1時間、1日。

この痛みの辛さは、明るかった私の性格も変えてしまい、
やりたいことが出来ない苦痛、家族に迷惑をかける申し訳なさ、
先の見えない絶望から、常に自殺願望があったのです。

きっかけは8年ほど前に、首の痛みから始まり、
コルセットを巻いて整形外科や鍼、
ペインクリニックなどに通っていましたが
痛みが取れることはありませんでした。

病院で線維筋痛症と診断されるまでに時間もかかり、
かといって診断されても有効な手段がない。

焦りや不安、痛みへの恐怖感でどんどん拡がり、
背中、腰、もも裏やふくらはぎ、足先、指や顔面、お尻など、
痛く無いところを探す方が難しくなりました。

お尻の痛みで座ることができないので
車の運転にも支障が出る。

ご飯も立ったまま。
家事もできないものが多くて家族に頼る。

パニック障害もあったので
一人で買い物に行くこともままならない。

もちろん夜は睡眠薬を飲んでも眠れず、
むずむず足症候群や慢性疲労症候群なども併発しておりました。

本当に、これからどうなってしまうんだろう…と絶望していた時、
娘が前里光秀研究所のyoutubeをたまたま見つけ、
私に教えてくれました。

それは手をかざすだけでメスも使わず、
短時間で痛みや症状を取り除く。

今度こそ、前里さんなら助けてくれるんじゃ無いだろうか…
そして勇気を出して電話した時も、
ヒーリングを受けられるという喜びと、
またダメだったらどうしようという恐怖感が半々にあり、
複雑な気分でした。

最初は遠隔ヒーリングからでした。

お風呂に浸かって30分。
和田さんからLINEで、完治させましょう!とのこと。

わたしは、治るかもしれないという喜びを感じながら、
不自由な体を奮い立たせて娘の同伴で東京へ向かいました。

そこでのヒーリングはまずグラウンディングから始まり、
次に椅子に腰掛けて、頭や特に痛い背中に
手をかざして下さいました。

最初は特に何も感じなかったのですが、
ふと途中で、指が痛く無い!
あれ、背中も痛く無い。

急に肩から力が抜けて、ふにゃーっとなったかと思うと、
それまでの背中の突き刺さるような痛みが消えていたのです。

それと同時に体がとても暑くて汗が出てきました。

本当に驚きました。

それから前里先生は、原因は小脳ですね、
それから血流障害もあります。

でも、そんなに難しく無いですよ…完治できます、と。

私は完治できる、という言葉に信じられず
また驚きましたが、でもとても信頼できる
安心感が先生からは溢れ出ていました。

人間は健康なのが普通なんです。

病気であることは服を着ずに外を歩いているようなもので、
かなり不自然な状態。

病気にも始まりがあれば必ず終わりがある。
治りたい、と思うのではなく、もう飽きた!そう思うことですね。

そんな話が心に残り、嬉しいのと不思議な体験をした余韻で、
帰りのタクシーと新幹線は上半身がかなり楽な状態、
多少お尻が痛くても座っていられるので娘と笑って帰りました。

それから家でも2~3日、とても良い状態が続き、
その後にまたお尻の痛みや指の痛みなどが出てきました。

痛みがなく楽な時はどんどん前向きな思考、
行動もできるのですが、一旦痛みが出てくると
不安と恐怖感からまた大きな痛みが呼び寄せられます。

まさに患部の問題というよりも脳が思い出す、
そんな感じです。

でも前里先生のパワーを信じていましたし、
治ると言って下さっているのだから、それに賭けることにしました。

不安はありましたが、娘にも自分の家庭がありますので
私は一人で東京に宿泊予定で向かいました。

ヒーリングは前里先生と対話しながら、
リラックスした状態でおこなわれます。

先生の楽しい冗談も交え、笑いの中、
身体と気持ちがどんどんほぐれていきます。

笑いは波動が高まりその時に
ぐっとヒーリングのエネルギーが入るのだそうです。

予定していた2日間のヒーリングの後、
さらに一週間延長して、
とても考えられないような治療が続きました。

その後もヒーリングによって、痛みが消えたり、
ホテルに戻るとまた出てきたり…を何度繰り返したでしょうか。

前里先生がおっしゃる言葉や力、信じておりますが、
痛みが出てくるとどうしても恐怖が襲います。

頭で理解しても心が長い痛みの習慣から
抜け出すのを拒んでいるようでした。

「それでも、痛みがあって不安になるのは当然。
痛いところは教えてください。

揺り戻しがあるので、必ず痛みは出ます。
良くなっている部分に目を向けてください」

そうおっしゃいました。

私は痛みがあるところを探しては不安になり、
部分的に良くなった肩の激痛や指先など、
目を向けることが全くできていませんでした。

何より、一人でカフェに入って長時間座っていたり、
ホテルでも一人きりで過ごして…
そんなことは以前の私であれば
まず不可能だったのですが、それが出来ていました。

4~5日目の治療で私は、良くなったところを聴かれても、
まだ痛みが残っている部分を気にして話していました。

確実に良くなっている部分があるのに、
無意識に痛い部分にフォーカスし、
痛みをさらに呼び戻していました。

それが今になればわかるのですが、
その時は焦りと不安で混乱していました。

前里先生は、全身全霊でエネルギーを注いでくださるのに、
私は自分で、治る!と決意できていなかったのでした。

途中、前里先生はアストラル体というところの
痛みの原因をごっそりと取ってくださり、
小脳もその他の痛み要素も取り除いた、とおっしゃいました。

私のために他の社員さん(ヒーラー)も皆さん集まってくださり、
前里先生のサポートをする、という凄い空間が生み出されました。

立っていると、手を触れられていないのに
背中を引っ張られたり押されたりする感覚で
今にも倒れそうになります。

汗や涙も溢れ、すごく体が熱くなりました。

そして意識があって立っているのに、眠っている、
と分かるような不思議な感覚に何度もなりました。

ただならぬエネルギーが働き、
前里先生もクタクタになられているのがわかりました。

私の病気の原因には、小脳だけでなく細かいものがたくさんあり、
それを1つずつ見つけては外し、全て取り除いて下さいました。

あんなに激痛だったのが、わずか
5日間の治療でゼロに近づいている。

それが現実でした。

帰る日の前々日には、
前里先生がご自身の話をたくさんしてくださり、
とても興味深くて面白く、
先生には自分の未来も地球の未来も

見えているからこそのお話でした。

本当に言葉に表せないくらい、すごい方です。

現実離れしたような事をサラっとおっしゃいますが、
それは全て本当のことで、
何十年か先にはその未来が実現化する。

そういうことだと確信しました。

先生や美輪さんがおっしゃるには、
私の近い未来は、笑って喋りまくっているそうです。

本当によく喋る方なんですね、と。

大好きな映画館で普通に座って観ているし、
娘と一緒にヒーリングを学んでいるそうです。

それを聞いて嬉しくて嬉しくて、また涙が出ました。

最後の美輪さんのヒーリングで、
あんなに痛かったお尻から脚の痛みを全て取り除いていただき、
帰りの新幹線は普通に帰ってこれた。

これは奇跡です!

こんな不思議な力を誰でも習得できるのであれば、
と私も娘も学びたい!

今そう強くイメージしているのですから、
近い未来にそうしているでしょう。

そして、沖縄で開催されるプロデュース大作戦にも
行こうと決意しました。

数日前の私はそんなこと絶対に無理!
とその選択を完全に排除していたのに、です。

私はそんな風に、未来のあるべき自分の姿に
少しずつ近付いています。

東京から戻って今日で4日。

今も不思議な力が働き、治療は進んでいます。

あんなに激痛で苦しんでいた肩の痛み、背中の痛みはなく、
上半身はとても軽いです。

下半身も時に痛みは感じたりしますが、
以前の体とは全く違っているのが分かります。

何より、沖縄でのプログラムで自分はもっと生まれ変わって、
痛みなんか全てなくなると思えます。

朝は早く起きて大好きな庭仕事や買い物に行ったり、
掃除や料理、趣味も普通にできます。

痛みのない体で動き回れることの
ありがたみを改めて感じています。

私の人生を変えてくださった前里先生はじめ皆さん、
なんと感謝を伝えて良いかわかりません。

後ろ向きだった私をいつも電話で
サポートしてくださった和田さん、本当に感謝致します。

前里先生のヒーリングは奇跡の連続で、
私の体験したことは、8年の闘病生活からすれば
ほんの一瞬でしたが夢のような出来事です。

前里先生は本当に愛情深い方で、常に対等に向き合い、
私の痛みを理解してくださり、自分の身を削って
時に痛みを受け取ってしまうほどのダメージを受けても、
最後まで見放さず、治療に望んで下さいました。

この体験は人に話しても
なかなか信じてもらえないのが残念なところですが、
私はもっともっと自分が変わり、伝えて行きたいです。

でないと、この奇跡を
体験させてもらえた意味がないのですから(^^)

目に見えるものが全てではなく、
目に見えない世界や力の中で私たちは生かされているということを、
身をもって知りました。

日本一のヒーラー、前里先生に心から感謝致します。

また、娘と孫と沖縄でのプログラムで
お世話になります。

今からワクワクが止まりません!!!

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『肩に槍が突き刺さったような痛みを感じる女性へのヒーリング』 4.病気は忘却の彼方へ https://333healing.asia/healing-document/woman-with-fibromyalgia4/ https://333healing.asia/healing-document/woman-with-fibromyalgia4/#respond Sat, 07 Sep 2019 00:00:56 +0000 http://3375c31f1514cc20.main.jp/333healing.asia/?p=1465 12.8年間の涙

ミツさんから自身が痛みに対して愛着にも似た感情をもっていたと気づいたCさん。一転して、改善した箇所を探し始めた。

「すごい…!」

聞くと、昨夜シャンプーをしたときに地肌が痛くなかったという。これは聞いていなかったが、Cさんは地肌にも激痛が走り、シャンプーも大変だったと。さらに、服を着るのも痛くなかったと。ボロボロと、改善した箇所が出てきた。ミツさんがよく言う通り、痛みがあった過去を忘れていた。

以前Cさんは、ある有名なヒーラーのエネルギー治療を受けにしばらく東京に通っていたそうだ。そこは、線維筋痛症が治ると言われているところだった。

しかし、Cさんが通い続けると、それまでなかった太ももの内側に「ジャリジャリとした石コロ」が現れた。それは治る途中だと言われたが、通い続けても改善しなかった。

ただ、痛くなっただけだった。それをそのヒーラーに言うと、すでに治っているからもう来ないようにと、ひどい扱いを受けたという。Cさんにはその人への怒りがあった。それを聞いて、ミツさんは言った。

「その人のせいにしても意味がないです。その人も、よく分からなくなって、治せないから怒っただけです。分からなくないですよね、その気持ち」

ミツさんは、そんなことをしない。それなのに、そのヒーラーの肩をもったことにどこまでも奥深い精神性を感じた。

そして、実は大変な思いをしているのはCさんではなく罵倒したそのヒーラーだと。罵倒した人は、罪悪感から眠れない。また、恨みをもった人も、その怒りによって眠れない。それは忘れたらどうですか?そんなような話だった。

「ただ喜んだらいいんです」

ミツさんは、そう言った。それ以外でも、それ以下でもなく、ただシンプルに感じることが大切だと。恐らく、そういう意味だったと思う。

それから、ミツさんは前日に見つけた新しいヒーリング方法について話した。新しく開発したヒーリング方法があると。それがガチッとはまり、もう初めに戻ることは絶対にないと言った。

「すいません…混乱していて…」

急に痛みがなくなったCさん。座ることで激痛が走るので、家にいるときも食事中もずっと立っているCさん。それが、気づいたら10分以上普通の表情で座っていた。みんな気づいていたが、本人が気づくまで言わなかった。

「峠を、超えましたね」

ミツさんがそう言うと、Cさんは涙を流して喜んだ。

「生きるのを諦めなくて、本当によかったです。本当に、今、幸せです!」

そう言って、何度も何度も幸せだと言って、振り返りながらCさんは東京本社を後にした。

13.3日間の奇跡、そして疑いの心

その日の夕方、Cさんからメールが来た。「本当に痛みがない」と。痛みのない身体がこんなだったのかと、不思議な気持ちでいっぱいだと。

そこには、ヒーリング効果に戸惑う気持ちと、生きることを諦めなかったことで訪れた安堵と。

「奇跡です!」

短期間でここまで痛みがなくなったこと、時間が経つにつれてどんどんよくなっていること。それを一言、そう表現していた。

その後、Cさんに電話もした。毎日の報告と状況確認は、ヒーリングを継続で受けるときの予習のようなもの。Cさんの声は、思ったより穏やかだった。

そこで言われたのは、メールした時間帯よりもさらに痛みが減っていると言う。背中の痛みはほとんどなく、寝ころんで肌が触れても痛くない。

「あのとき、混乱してしまっていて…」

痛みを探した自分を振り返り、冷静だった。帰りに立ち寄ったカフェで、さらに、徐々に痛みが消えていったという。それが、不思議でならないという。

「たったの3日間で…こんな急激に!」

その声は、やはり興奮していた。しかし、最後にこう付け加えた。

「本当に、ずっと続くのかな?」

人は、言葉に辿り着くまでに200以上の思考回路を通るとミツさんが以前、言っていた。そういう意味では、言葉は現実創造の最終段階。

言葉も、現実をつくる。

14.治れば、病院でも宗教でも何だっていい

次の日、8月7日(火)もCさんは明るかった。

激痛だったお尻や太ももの痛みが、時間が経つにつれて改善したこと。肩の痛みが、肩こりほどに改善したこと。スマホも持つ手が激痛だったのが、長時間持つことができるようになったこと。

嬉しそうなCさんの報告の後、ミツさんは次のヒーリングをはじめた。前回は上半身、今回は下肢。この新しく開発したヒーリング方法は、手の動きが独特だ。撫でるように、塗るように、そっと触れるように、手を動かす。ミツさんは、目を閉じながら、またはじっと見つめながら。

30分以上。30分以上の無言とヒーリングが終わった。意識があるのに、寝ているようだった。そうCさんは不思議な感覚を表現した。

「来たときより、さらに緩んでいます」

ミツさんは、再度Cさんと地球をエネルギーでつないだ。病気の因果は、小さいものでいえばたくさんあり、細かいところを見つけては潰し…を繰り返した。改めて、こう言った。

「ヒーリングでも、病院でもいい。どんな治療でもいいけど、治るかどうか?が問題なんです。治るなら、神社だって宗教だっていい」

治療行為に、国境はない。

病気治療には、特に原因不明の病気にはヒーリングがベスト。そう思って、前里光秀研究所はヒーリングをしている。

15.「これは、あなたの病気です」

その日の夕方、Cさんから痛みを訴えるメールが来た。お尻と太ももに激痛が走る。今、座れないくらいに痛い。緩んだ身体に、力が入っている。1人宿泊しているホテルでマイナス思考になり、悲痛を訴えるメールだった。

明らかに、Cさんは忘れていた。上半身の痛みが、ほとんどなくなっていること。上半身のヒーリングのときも、改善する前は痛みがあったこと。原因はなくなった、と言ったこと。

次の日、8月8日(水)はCさんは暗めの表情だった。これまでの改善をゼロとでも言うかのように、落ち込んでいたのがすぐに分かった。

そんなCさんに、ミツさんは言った。肩の痛みがなくなる前も痛みがあって、今現在も同じようなプロセスだと。3歩進んで2歩下がるときもあって、3歩進んでそのままのときも。また、薬が及ぼす影響についても。

病院に1年半入院して改善しなかった病気が、たったの数日間で劇的に改善している奇跡。きっと、1ヶ月前に今の状態は想像もできないくらい素晴らしい状態。それでも、それすらも慣れてポロポロと出る言葉。

「ここも、やってもらえますか?」

猛スピードで改善していながらも、さらにもっとできないかと要求があった。ミツさんは、今すでにやっていると間髪入れずに伝えた。そこに痛みがあることは、何十回も聞いていた。そんなCさんに、ミツさんがはじめて厳しく話した。

「これが、病気です。パッと消えるわけではない。それでも、いい環境にいることは理解しないといけないんです。改善していることから、目を背けてはいけないんです。気持ちが弱くなるのも理解できますが、この機会を逃して大丈夫ですか?」

今、この機会を逃して大丈夫ですか?ミツさんは、娘さんの気持ちを汲みながら、不安ばかりを言うCさんにしっかりと話した。申し訳ないと言うなら、しっかり自分で治しなさいと言っていた。Cさん以上に、まわりも大変だと。

すると、Cさんは新しい病気の原因を持ち出した。ミツさんは、それは関係ないと言った。そして、ミツさんはヒーリングするときの姿勢について話した。そして、

「これは、あなたの病気です」

改めて、そう言った。劇的に改善した2日前。それでも痛みを探そうとしたCさん。

「あのときに、こうなるのであればもっと気持ちを上げておけばよかったと思いませんか?」

痛みを招いた思考について、しっかりしてくださいと言っていた。娘さんに甘えないように。病気をもっているから泣き言を言っていいわけではない。まわりも、大変だと。

「病気は、自分で治すんです」

出会ったばかりのまったくの他人が、命を懸けて病気と立ち向かう。そのもとには信頼があり、それなくしてヒーリングはできないと。

前里光秀研究所が、ただの仕事としてヒーリング治療をしているわけではない。宇宙から授かったギフトであるヒーリングを通して、ただ目の前に来た方によくなってほしい。それだけだった。

はじめたきっかけは、それだけだった。病気を受け取るリスク、治らなかったときに詐欺商法と言われるリスク。そもそも、治ったとしても多くの人がそれでも疑いの目を向けるリスク。

職業ヒーラーと言うと聞こえはいいが、相当な覚悟が求められる仕事でもある。ある意味、使命感なくしてできない仕事でもある。

そういう意味でお金のためと考えると、ヒーリングは割に合わない仕事だったりもする。すでに企業5社経営のミツさんにとって、ヒーリングで受け取る対価と消耗するエネルギー。また、そこに向かうまでの日々の準備と定期的に行われる異次元での過酷な訓練とその年数。ミツさんは、たった数時間の睡眠中に異次元で7年間の訓練を受けたりする。師匠といえば、その異次元存在。

なぜ、そこまでしてヒーリングをするのか?

それには、ある存在とのある約束があった。それを踏まえた上でも、ミツさんのヒーリング能力の向上のスピードは近くから見ていても圧倒的だ。ミツさんの思いに、Cさんは涙していた。Cさんは、気持ちを取り戻した。強い決意をもって病気を治すと、ミツさんに話した。

その日のヒーリングは、各自の仕事を調整し、5人が総出で行った。各パートに分かれ、徹底的にヒーリング治療を行った。まるで集中治療室のような状況で、総出でヒーリングをした。

16.ヒーリングで、ここまでも現実は変わる

長い長いヒーリング時間が終わると、Cさんは感動した面持ちでいた。後から聞いたが、僕たちの気持ちが嬉しかったという。そして、少しの話のあととても明るい笑顔で帰っていった。

夜、Cさんに電話をした。1回出なかったが、次は長いコールで折り返しが来た。すぐに出られない状況だったが、その折り返し電話に出ることができた。

そこには、声の弾んだCさんがいた。もう数日間も槍が刺さったような肩の痛みがないから、安心していると言っていた。指も、足先も、頭皮も…もう完全に戻らないと思っていると。

「先生が言っていた、『忘れる』ってこういうことだったんですね!」

忘れていることを覚えている。矛盾。でもそれは、痛みがなくなったことは覚えているが、その痛みとの距離が遠くなっている証拠だった。つまり、忘れる方向に歩いている。

途中で、はじめてCさんの家庭状況について話を聞く場面があった。この病気になってずっと、娘さんのMさんがCさんのサポートをしてくれた。旦那様は、仕事が中心だった。あまり、病気の重大さを理解していないように映ったらしい。

それが、Mさんが出産をしたことがきっかけとなって旦那様に変化が訪れた。Mさんのサポートがなくなり、いよいよ自分がやらないといけないとなり、そこではじめて病気の大変さに気づいたらしいという。そして、旦那様は会社を辞めた。Cさんのサポートをするために、すぐに会社を辞めた。

「優しいですね!」

思わず、そう言った。今はまた職場復帰しているそうだが、Cさんは素晴らしい家族に支えられている。病気はあるが、家族の思いやりもある。もしかしたら、病気がなければその思いやりを体験しなかったかもしれない。

そういう意味では、病気とはメッセンジャーの役割があるとも言える。

Cさんとの電話を切ると、数分してまたかかってきた。言い忘れてしまい…という前置きの後で、「これもヒーリングですか?」と、ある箇所について話してくれた。

右脇腹に、3~4cm大の骨の出っぱりがあったという。恐らく、先天性だと。何か痛みがあるわけではないが、出っぱりがあったという。それが、気づくとなくなっていると。興奮しながら、Cさんは聞いてきた。

「これも、前里先生のヒーリングの効果なんですか?」

ヒーリングは、もともとは病気を治すという行為ではない。本来の自分の波長とズレた箇所を統合させ、本来の自分に戻すこと。だから、部分々々にはたらきかけるものではなく、全体性として捉えての治療をする。

ヒーリングをすると、その治療データが本人の身体に転送される。不自然な部分があれば、もちろんそれも戻っていく。線維筋痛症の完治が目的でも、ヒーリングには様々な2次的な作用もある。言葉を変えれば、いい副作用。

Cさんは、改めてヒーリング効果の凄さについて感動したようだった。また明日の約束をして、電話を切った。

さらにまた時間を置いて、また報告があった。メールだった。また、気づかないうちに改善されている箇所を見つけたという。

Cさんは、毎月2回、滋賀から名古屋まで、ある有名なカイロプラクティックに通っているという。そこは、頸椎12番目の歪みを整えることによって難病を完治することができるという。そこに行く前に、いつも歪みを確認すると。すると、必ず左に2cmズレているという。

それが、その日に調べたら見事に綺麗に整列しているという。しかも、最近は行っていないとのことで、これはヒーリング効果に間違いないと。名古屋まで行く必要がなくなったと喜んでいた。

そこには全国からたくさんの難病の方が通っているという。Cさんは1年半通い続けて、諸々の症状がよくなったという。しかし、線維筋痛症は時間がかかると言われているという。

それが、たったの数日間で知らない間に戻っていた。本当にすごいところで治療を受けていると感謝の言葉が並べられた。そして、病気を自分で治すとも書いてあった。決めた、とあった。諦めない、とも書いてあった。

ミツさんにその喜びの声を伝えると、こう言っていた。

「時間が空いて、よかったね^ ^」

その日もミツさんは、どこまでも淡々としていた。そして、優しかった。

17.痛みは、記憶とともに

「奇跡です」

頸椎が自然と整列されたことをそうメールで表現していた。奇跡は、そうそう買えない。

次の日、Cさんはそのまま笑顔だった。昨日の喜びそのままに、話を振ると、また興奮が溢れてきた。こういう記憶は、何度でも呼び起こしてあげたい。そして、一緒に共有する。病気の改善には、同意者が必要だ。

このときのヒーリングは勇気さんが担当した。現場に登場した勇気さんは、すでにミツさんとの打ち合わせを終えていた。治療内容は、すべて決まっていたようだ。勇気さんを横を通り過ぎるとき、よく見間違えるときがある。ミツさんと見間違えるときがある。

「よく似ていますよね」

Cさんがそう言ったか曖昧だが、たしかそう言った。よく言う人がいる。そして、ヒーリング技術もミツさんと重ね合わせるように共通点もたくさんあるようだ。また、感じ方にも相性があるといい場合によっては勇気さんが指名される。目には見えない存在が、指名をするという。ここは、勇気さんにやってもらおうと。

その技術は超高度で、ミツさんも唯一ヒーリング会開催の許可を出した。今回は、Cさんのヒーリング。その役割を担った勇気さんは、Cさんの痛みをさらに緩和していった。Cさんも、ミツさん以外にこれができるのかとさすがに驚いていた。

そして、それから1時間ほど空けて、次にミツさんがヒーリング。いつものように現場に立ち会うと、外に出るようにと言われた。現場にいたヒーラーたちはミツさんとCさんを残してすぐに外に出た。その意味は、だいたい分かるから。2人以外誰もいなくなるのでこういうときは、公式記録が残らない。

そして、不思議なことがある。それは、記憶にも残らないことがあるということ。1時間ほど経ってミツさんに呼ばれると、Cさんの見送りだった。

「前里先生と、こんなに話ができて本当によかったです」

Cさんは、笑顔だった。いえいえ、という表情でミツさんはいつものように控えめだった。そして、ミツさんのタイムリミットも迫っていた。次の日は、ミツさんはすでに東京にはいないとその場でCさんに告げた。そうですかと何の問題もなく笑顔で、Cさんは東京本社を後にした。

その日の夜、Cさんと電話で話した。すると、予想が的中した。

「今日も録音していたはずなんですが、なぜか録音できていなかったんです」

では、どんな話をしたんですか?そう聞くと、いまいち思い出せないという。ただ、面白かったし、本当にいい時間だったと。1つだけ、話した内容を話していたが、あれだけ話して、1つだけ。

不思議だが、こういうことは、よくある。でも、決まっていることもある。忘れた方がよかっただけ。これから変化をしていくのに、記憶はなくても問題はない。訪れた癒しがCさんを変えたなら、記憶はなくても問題はない。

変化と記憶は、共存しないのかもしれない。そういう現象だった。

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