ヒーリング理論

遠隔ヒーリングの癒しエネルギー ~友人・家族・亡くなった方へ~

遠隔ヒーリングのはじまり、レイキヒーリング

​もともと遠隔ヒーリングとその手法自体は間違いなく古くからあったものです。しかし、遠隔ヒーリングという概念自体ができたのはここ100年くらいからです。ご存じの方もいると思いますが、「霊気(レイキ)」=レイキヒーリングがそのはじまりと言われています。

レイキヒーリングは、遠隔ヒーリングでも対面ヒーリングでも行うことができるエネルギー療法の一種です。手のひらからレイキエネルギーを発し、対面の場合はそれを相手の身体にあてることで病気や痛みを癒すといわれています。もちろんヒーリングですので、このレイキに科学的根拠はありません。しかし、全世界で1,000万人と言われるレイキ人口がいるとされています。

実は海外では、レイキを医療行為として扱っている国があります。日本ではレイキによる「治療」は認められていませんが、海外ではレイキを用いた病院が存在しているのです。ヒーリングの中でも、レイキはいちばん世界的にポピュラーでしょう。その中でも最もポピュラーなのが『臼井式』と呼ばれるものです。

このレイキについては、臼井式の中でも西洋式と日本伝統式とがあり、さらに分かれています。戦後に普及していく中でかたちを変えていくつかのかたちで生き残ってきたことがこの分類になると言ってもいいと思います。

しかし、どれもヒーリングであることには変わりなく、それはレイキでもレイキ以外のヒーリングでも同じです。大切な人を思って祈るという行為に名前がそれ以上ないように、ヒーリングもそれ以上分断できるものではありません。ただ、考え方や取得方法の違いによって効能の違いやエネルギーの差があるだけなのです。

ご興味のある方は、レイキヒーリングについて調べてみると面白いと思います。

遠隔ヒーリングによって、友人を癒す方法

簡単な遠隔ヒーリングの実践方法についても書いていきたいと思います。ここでは、特に病気や痛みがあるケースではなく、癒しのエネルギーを送る遠隔ヒーリングです。まず、あなたの友人や恋人に遠隔ヒーリングを送りたい場合について書きます。その場合、何を準備したらいいでしょうか?

  • 相手の名前・生年月日の書いた紙

準備するのは、上記のみです。このうちの、どれかが抜けてできないわけではありません。情報が多ければヒーリングがしやすくなりますが、人によっては情報がない方がやりやすいという方もいます。情報によって、見た目の先入観が邪魔をするという場合です。

次に、ヒーリングを送るヒーラーはできるだけリラックスできる静かな場所にいるようにしてください。先ほど用意した紙を目の前に置き、眺め、頭の中でもその人のことを思い浮かべます。写真も、あってもいいかもしれません。

次に、「これから、○○さんにヒーリングエネルギーを送ります」と宣言します。あなたがその宣言をすると、自分自身からエネルギーが発せられて、相手まで届くイメージを持ちましょう。誰にでも霊的回路は存在します。ですので、相手には必ず届くと信じて遠隔ヒーリングを行います。

これを、毎朝5分だけでも行ってみてください。毎朝5分だけでも、相手の方を考える時間をつくってみてください。その方との関係は、確実によくなっていくでしょう。

遠隔ヒーリングで、家族を癒す方法

次に、家族を癒す方法です。自分の家族を癒す場合は、家族写真があると便利です。もちろん、なくてもヒーリングは可能です。

家族のこととなると、いちばん近い身内になりますから、どうしても心配や不安に思う気持ちが出てくる方が多いです。しかし、それを送っても相手にとっても自分にとってもあまりいいことはありません。

マイナスのエネルギーを送るより、「ありがとう」という感謝のエネルギーを送ります。実際には、写真を見たり思い浮かべるなりで感謝の気持ちが溢れてくれば、それは遠隔ヒーリングです。

これも、毎朝5分だけでもやってみましょう。これだけで、遠く離れた両親に電話したときに関係がどんどん良好になっていくことが分かるはずです。

実は、人が人のことを5分でも時間をつくって思う…そういうことが少ないという事実があります。自分を育ててくれた家族には感謝の気持ちを持ち、毎日5分、遠隔ヒーリングをしてみましょう。

1日5分、「ありがとう」の感謝のエネルギーをまわりの人に送ろう。

亡くなった方への遠隔ヒーリング

上記では、友人や家族に対しての遠隔ヒーリングの方法について書きました。非常に簡単な方法でしたが、試してみれば分かることがあると思います。次は、亡くなった方への遠隔ヒーリングについて書いていきたいと思います。

すでに亡くなった方に対しては、写真だけではなく思い出の品も用意するといいです。思い出の品がない場合でも、その方が生前に使用していたものなどでも問題ありません。思い出の品や使用していたものには、残像思念があります。その残像思念が、エネルギーとなってその亡くなった方とあなたをつなぐのです。

私たちが行う病気や痛みを癒すヒーリングは、遠隔ヒーリングの場合でも手を動かしながら行います。もしそういう特定の用途がない遠隔ヒーリングなら、その物自体を手に持って行ってみてください。

思い出の品を手に持って、亡くなった方を想い、ヒーリングエネルギーを送ります。亡くなった方は、すでに次の生まれ変わりをしているという場合は多いです。しかし霊的回路は生まれ変わってもつながっていますので、その方のエネルギーは癒されます。

物理的にはもう会えない方に対しても、遠隔ヒーリングを送ることで癒しを送る。すると、今度はそのエネルギーもまた返ってくるので、あなた自身も癒されていくということがあるのです。

スピリチュアルヒーラーが行っているヒーリングとは?

レイキヒーリングからはじまったと言われる遠隔ヒーリングの概念。そのもとにあるのは、相手を思う気持ちではないでしょうか?

スピリチュアルヒーラーは特殊能力をもつ人ではありません。もともと人間がもつ感謝・思いやり・優しさなど愛情を上手に伝搬させることができる人なのかもしれません。

こちらをお読みの方が、上手に相手の方に思いを届けられることを応援しております。

 

前里光秀研究所 担当事務局