新型コロナウイルス感染症対策

ウイルスの歴史と8歳の扁桃腺肥大の女の子の話

ヒーラーが知る心のはたらきと免疫システムの繋がり

病気や痛みを癒すヒーラーは、心のはたらきと免疫システムの繋がりを知っています。そしてそこに作用する方法を知っています。

ヒーラーが常にポジティブでいることは、理由があるそうです。そういることが自身の免疫システムを高めることになり、ヒーリングを受ける方にも影響を及ぼすと知っているからです。

実は対症療法が中心の西洋医学でさえ、病気をした本人の免疫力を高めることがその病気の治癒に重要であると説いています。

免疫力を高めることが、病気の治癒に重要である。

人類の歴史とウイルス

一方、生物学的に人類が進化してきた歴史を見てみます。人類の歴史は、病気を克服してきた歴史という側面があります。そして病気を克服するためには、2つしかありません。

その病気に対しての治療が開発され処置を受けるか、体内の免疫システムを発動させるか(または新しい免疫を獲得するか)となります。その免疫を獲得する中に、人類はウイルスを取り込むということもしてきました。

人類は、ウイルスを克服し進化してきた。

ウイルスは細菌と違って、生物ではなく、遺伝子がタンパク質で包まれているだけ。それのみで細胞分裂ができないので、他の生き物に寄生してやっと分裂するという特殊な存在。

だから今、私たちのDNAにある遺伝子の中には、ウイルス由来のものもあります。

2億年前に遡る花粉症の歴史

人類は進化の過程で、ウイルスの遺伝子がもとの遺伝子と混じりあって生きてきました。

例えば今から2億年前、哺乳類は吸血ダニや寄生虫とのエサの取り合いに勝つために、体内で免疫システムをつくりました。

それがダニや寄生虫を攻撃して、何とか生き延びることができたという始まりがあります。逆に生き延びなかった哺乳類はその時点で途絶えてしまったということです。

この哺乳類が人類の祖先にあたるのですが、このときに獲得した免疫システムが現在、花粉症を引き起こしています。実はダニや寄生虫を退治していた免疫が似ているスギ花粉に間違えて発動しているのが花粉症。

僕たちは、過去に免疫を獲得して生き延びてきた人類の子孫である。

目がかゆくなったり鼻水が出てきたりするのは、2億年前に獲得した免疫システムがいまだに発動しているということなんです。

グローバル社会の光と影

現代はグローバル社会。以前に比べて国と国を自由に渡航できるようになり国境の境が曖昧になってきています。同じく、病気なども自由に出入りしやすくなって、一部で発症したウイルス性のものも世界的に拡散されやすくなっています。

また、グローバル社会なので情報の伝達スピードもはやいから、これまでは知ることのなかった情報も必要以上に知るということもあります。

さらに、メディアは話題性のある情報は多く取り上げるので、それがネガティブであれば恐怖心をあおる側面があり、拡大解釈されやすくなるということもあります。

ある意味では、メディアやニュースが、その出来事を世界に広めているということです。

グローバル社会では、情報も病気も広がりやすい。

しかし一方で、それ自体はネガティブであっても、その目的はポジティブな場合があります。または、ポジティブを選択することはどのような状況でも可能です。

仕事も教育も医療も、新しい時代へ

次のポジティブなステップに進むために、必要に応じてネガティブを使うということもあります。

これまで、通勤して会社に通うのが当たり前。しかし何かネガティブな理由で強制的に在宅勤務となる人もいます。しかし、それによって仕事の在り方や働き方を見直し、アナログな仕事からデジタルな仕事に転換する機会になるかもしれません。

ネガティブな理由で、行うはずだったイベントが開催できなくなる会社もあります。しかし、それによってインターネットでのイベント開催という新しいアイデアが生まれ、その地域の方のみならず世界中から注目されるイベントになるかもしれません。

同じように学校そのものに通えない状況になり、学ぶ機会を失うかもしれません。しかし今はインターネット上での学びは選択肢が無数にあり、新しい教育のかたちを提供する機会かもしれません。

病院でも、病気の方が病院に行くこと自体がリスクです。であれば、自宅にいながらのオンライン診療は、これからは常識になります。

共通しているのは、アナログな仕事や教育では立ちいかないということです。デジタルへの転換が迫られていると考えれば、大きなチャンスを掴むのかもしれないということです。

会社も教育も医療も、すべてアナログからデジタルに転換されるようになる。

ヒーラーが視たAIと合体する未来

インターネットの情報を共有するサイバー空間。フィジカル的な制限のある物理空間とは違って、日々その領域を拡大しています。

その巨大領域を活用するスマート社会も目指されています。特にアナログな仕事を中心とする場合は、「スマート」をキーワードとしてデジタルへの転換がこれからの時代には必要かもしれません。

ヒーラーである前里光秀が視た人工知能AIとの共生する未来。例えば極小チップを体内に組み込んで人類がAIと合体する未来もあります。

人類は、人工知能AIとともに生きる時代が来る。

フィジカル的な動きがなくてもネット上で動けるのであれば、身体に障害を持つ方でもアバターのような世界で平等に暮らせるという未来もあります。AIは「人工知能」というように、すでに知性があるならば脅威ではなく協力しかありません。

人類がウイルスを取り来んで生き延びてきたように、どの状況をポジティブに理解することも大切です。

ヒーラーが病気や痛みを癒す方法

ヒーラーが病気や痛みを癒すとき、それはネガティブな状況をポジティブに変えるということをしています。また、それ以前にネガティブな状況をポジティブに捉える。それが実際に癒やしを起こしています。

そのポジティブな中に、免疫システムを発動させるということをしています。

ヒーラーが病気や痛みを癒すのは、強制でも何でもありません。それを受けるご本人の免疫システムを高めるサポートをするからです。

ヒーラーの仕事は、依頼者の免疫システムを高めること。

病気は、普通は病気となった方がそれを発症してから病院を訪ねます。それで治らないと分かってから、ヒーラーを探すというケースが多いです。

でも、逆の人もいます。健康な状態から、病気にならないためにヒーリングを受けるという方もいます。

健康を支える免疫システム

これまでも提唱してきたことですが、今、世界で起きていることを考えるとその必要性を感じる方も多いと思います。病気になってからではなく、普段から病気にならないような健康を心掛けるということです。

ウイルスも感染してからではなく、感染する場所や感染する行動を避けることに加え、感染しにくい体、つまり免疫力の高い体をつくることが大切です。

健康であるということは免疫力が高いということ。健康は、免疫に支えられています。健康は、免疫です。

健康は、免疫(健康である=免疫力が高い)。

ヒーラーが行うのは免疫力を高めることで、その次にその病気の原因となることへの対処という手順です。

突然、発熱がなくなった8歳の女の子

ある8歳の女の子。

ある8歳の女の子は、5歳のある時期をきっかけに突然ほとんど風邪を引いたり熱を出さなくなりました。扁桃腺肥大を持っているので頻繁に発熱、しかも高熱となるという子でした。

それが、突然なくなったのです。

その女の子の親が、一斉遠隔ヒーリングを100人セッション、3000人セッションとほとんど参加させているということも関係しているかもしれません。

発症した病気や痛みが癒えたわけではなく、起きていた症状が起きなくなった。その頻度が一気に変更された時期を考えれば、一斉遠隔ヒーリングの効果ではないかということは当然その親も考えます。

免疫システムを高めることで、病気をしなくなったのではないかということです。病気や痛みを癒すヒーラー。それ以前に、病気や痛みを生む状況を生まないようにするヒーラー。

ヒーラーの隠れた仕事は、病気や痛みを事前に回避すること。

ヒーリング効果は、このような状況をつくるためにも効力を発揮すると考えられています。

 

前里光秀研究所 和田一真