ヒーリングの記録

突然、脳梗塞に襲われた男性の話

体外離脱能力者からスピリチュアルヒーラーへ

学習塾を経営していたミツさんに突然、体外離脱がはじまったのが2007年7月。それから宇宙意識存在とのチャネリングがはじまったのが、2008年5月。

フルトランスチャネラーという変性意識状態での究極のチャネリングがはじまったのは、2011年11月。そして、2016年9月には病気や痛みを癒すヒーリングが、いよいよ始まりました。

それからは個別対応のヒーリングと一斉遠隔ヒーリングという数千人規模のヒーリングで、病院では対応できない症状を多く対応してきました。

脳梗塞が発症する原因とは

これは、ある70代の男性のお話。

その男性は、2019年夏に突然、脳梗塞で倒れました。突然襲った脳梗塞。そして、左半身麻痺となりました。

脳梗塞の大きな原因は、動脈硬化と言われています。加齢によって硬くなった血管に、コレステロールや脂質でドロドロになった血液が付着して血管が細くなったり血流が悪くなったりすることで、血液が固まりやすくなり血栓ができるのです。

それが、脳梗塞を起こすのです。その男性は高血圧症でもあったのですが、脳梗塞は生活習慣とも密接にかかわっています。つまり原因はひとつではないということです。

それが病気の改善を難しくしている側面があります。

遠隔ヒーリングが起こす「癒し」

ミツさんが体外離脱で見聞きしチャネリングで調べた情報によると、病気の原因は簡単に言えばオーラにあります。実は生活習慣以前に、オーラの乱れが肉体に影響して次第に病気になるというのです。

「病気の原因は、オーラにある」

理解しがたい部分もあるかもしれないですが、その前提をもとにミツさんはこれまで3万3千人もの病気や痛みを改善・緩和、ケースによっては完治させてきました。

それは、これまでもヒーリング理論やお客様自体の体験談として3年半に渡って報告してきました。そして、その記事を読んだ病気をお持ちの方が弊社にお問い合わせいただいています。

ミツさんのヒーリングは遠隔ヒーリング。日本でも海外でもどこにいても癒しは起きます。遠隔医療ならぬ遠隔ヒーリングは、実はすでに実用化されているのです。

病気が人生を変え、人格を変える

その男性は、どうにかして症状を改善していこうとする中で偶然弊社のサイトを発見したようです。昨年末、個別対応のヒーリングのお申し込みをいただきました。

ヒーリングのご依頼後に電話でお話しすると、非常に落ち着いた語り口で聞き取りも問題なく病気とは分からないほどでした。

しかし脳梗塞となったので左側の顔面麻痺。それに加えて元からの顎関節症もあり、発声のみならず食事にも苦労するようでした。

20代の頃にリウマチ熱も発症したことが原因で、顎関節症以外に関節炎、そして頸椎もあまり動かないと。それでも不思議と、その語り口は非常に落ち着いていて紳士的でした。

ミツさんは病気になることを「(いつもの)その人ではなくなる」という趣旨のことを言っていたことがあります。人は病気をすることで、それまでの生活も仕事もできなくなり、夢も語れなくなる。

すべてがストップするので、それまでのままの性格ですらいられなくなるという意味だと理解しています。

病気になって知った目には見えない世界

しかしその男性は、非常に冷静に見えました。スピリチュアルな世界観もまったく知らない中、病気をきっかけとして積極的に目には見えない世界に理解を示そうとしていたのです。

そして目には見えない力で病気や痛みを癒すという手法に、異論を挟まず「まずはやってみましょう」と。そのスピードのはやさについてミツさんにも話しました。するとすでに透視をしたのか、こう言っていました。

「この方は、とてもパワーが強い方だね。うん、効果ははやめに出てくると思うよ」

その男性が、長く教員を勤めていた学校の先生だということ。それは、ヒーリング開始から数か月経ってから知らされました。

自然治癒力を促進するヒーリング

脳梗塞によって起きた左半身麻痺。脳梗塞により脳が障害を受けると神経回路が破壊されて手足などが麻痺します。しかしその後、新しい神経回路を形成して神経機能の自然回復が可能だと分かっています。

それは「自然治癒力」とも言われます。

自然治癒力は、自律神経・ホルモン・免疫のはたらきが相まって高められていきます。ミツさんのヒーリングでは具体的な患部の施術以前に大地と繋がるグラウンディング、エネルギーセンターを活性化させるチャクラ開発など、大切にしている工程は実は自然治癒力を高めています。

そういう意味では、病気を癒すのはヒーラーではなくあくまでもその本人となります。ヒーラーは、エネルギー療法によってそのサポートをしていくのです。

脳梗塞の男性に起きた改善の数々

その男性のどの部分を見て「パワーが強い」とミツさんが言ったのかは分かりません。しかし実際に、ヒーリングがはじまるとその男性はその通りに次第に次第に改善を見せたのです。

その男性のエネルギー値に見る思考・習慣・認識・所作・行動パターン…どの部分かは、分かりません。それでも、疑いもなく「ヒーリングをやってみよう」と言った決断のはやさも関係していると思わされます。

それではヒーリングがはじまってから3か月、その男性に起きた変化のうち10点を記載します。

  1. 顔面の痺れが約5割まで減った。
  2. 手の痺れと浮腫みが減り、指が動くようになった。
  3. 指先の痺れが約3~4割くらいまで減った。
  4. 肩の痛みが約3割まで減った。
  5. 冷たかった足先が解消され温かくなってきた。
  6. 大根みたいな足のむくみは約6割まで減ってきた。
  7. 膝がガクガクしたのが、約6割まで減った。
  8. 「足で歩いてみよう」と気持ちが前向きになった。
  9. ふくらはぎの浮腫みが、約3~4割減った。
  10. 立ち上がる動作が楽になった。

ミツさんの言う通りヒーリング依頼があった当初から、その男性は大きく改善を見せています。

病気のベクトルに舵を切る

ミツさんは遠隔ヒーリングという魔法のような手法で病気を改善させています。しかし病気や痛みの改善は、ベクトルで見るということが大切。

宇宙には慣性の法則があります。病気の改善も悪化も、それまでの運動を引き続き行おうとするはたらきがあります。ヒーラーが見ているのは一時的な改善ではなく、大きな流れで見ての改善です。

ひとつの山場と言えるのは、症状のベクトルがどちらを向いているのか?

それが改善を向いているならばいいのです。

その男性に限らず「突然、脳梗塞が襲った」というとき、動脈硬化の背景には多くの原因があります。高脂血症、高血圧、糖尿病、心臓病といった疾患や、肥満、喫煙、飲酒など日常の生活習慣。

そのトータルが蓄積して、あるときスイッチを押すように発症します。病気は突然起きるように見えますが実際には不健康な状態が蓄積した結果でもあります。

そういう意味で、例えば30年間の蓄積をたった数か月で改善していくということの中には、右から左へ大きく舵を切る強力な軌道修正が必要になります。

ヒーラーが地道に行うヒーリングには、そのベクトル転換という役割があります。

それは、もとの軌道を続けていた本人にはなかなかできない部分があります。脳梗塞に襲われたその男性は、確実に改善を見せています。

悪性リンパ腫も乳癌も

急激に悪くなっていた症状はゆっくりブレーキをかけ、硬直していた肉体が状態を変えてきています。

「筋肉の緊張がなくなってきている…」

リハビリを担当する方は、そう言っていたようです。嬉しそうに、そう話してくれました。

なぜ、人によって病気の改善に進度や差があるのか?

それは、本当の意味では分かりません。深刻な状況でもパッと改善する方もいますし、じっくり改善する方もいます。最近でも悪性リンパ腫でもパッと終わりを告げた方もいらっしゃいます。

ご本人が知らない間に友人の依頼で乳癌が寛解した方もいらっしゃいます。不思議としか、言いようがありません。だからヒーリングのその威力を、僕たちもいまだに全容は把握していません。

ただ言えるのは、ヒーリングを受けた方が確実に経過とともによくなることです。病院では対応できないと言われた症状でお越しの方が、なぜか手も触れずに改善していくのです。

もちろんミツさんは、その男性とは会ったこともないし話したこともありません。

「それでは、今からヒーリング開始致します!」

約束のお時間にそうご連絡し、その時間だけ少し自宅で横になっていただくだけ。病気や痛みを癒すヒーリングとご本人が受けた体感やその後のヒアリング、その繰り返しで改善は進んでいきます。

病気を改善させるために描く夢

個別対応のヒーリングを受けているその男性は、4月と5月に開催される一斉遠隔ヒーリング100人セッションと5000人セッションにも参加します。中10日をおいて開催される一斉遠隔ヒーリングは、また新しいステップでの効果を見せてくれるでしょう。

また、これまで同様そこでは同じ病気を持っている方との相乗効果での癒しも期待されています。

1人ひとりに対応した専門的な個別対応のヒーリング。そして恐らく世界的にも珍しいであろう大規模な一斉遠隔ヒーリングと、さらなる改善を生み出すのです。

一方、その取り組みも大変そうにする様子は一切見せずに、まだまだ前を向いているようです。本当は、心の中ではもの凄い踏ん張って耐えていただいていることも案じています。

それでも暗黙の了解か子どもたちに指導してきたその男性は、常に前を向いているのです。

本当の気持ちは、僕には分かりません。でも、その100分の1でも理解できたらと思い、日々のやりとりを行っています。

その理由はひとつ、脳梗塞に襲われたその男性に療養先から1日でも早く念願の東京の自宅に戻ってもらいたいということなのです。

 

前里光秀研究所 和田一真