病気の原因は、オーラにある
僕たちは日々、病気や痛みのある方のヒーリングを実施しています。
病院で対応できるような症状については、やはり皆さん病院に行きます。必然とお越しの方は病院では対応できない症状の方々。個別対応のヒーリングです。
今、手元にヒーリング実施リストがあります。
これを見てもその症状は、精神疾患から免疫疾患、脳の病気、指定難病など多岐にわたっています。いわゆる病歴も10年、3年、半年…どの方もなかなか改善が見られないばかりではなくて、症状が重くなっている段階で訪ねて来られます。
普通に考えれば「病気の原因が分かる」ものに関しては、分かる以上は改善できる可能性を残しています。しかし「病気の原因が分からない」から「改善できない」か「方法が分からない」となります。
でもそれは、現代医学の観点です。
いわゆるスピリチュアル的な観点から見ると、原因は確かに存在しています。主に「オーラ」という層に原因が存在しています。
原因はオーラで、身体はその反映。
そういう考え方があります。病気や痛みという「結果」がある以上は、必ず「原因」は存在しています。しかしそれが肉体レベルではないケースがあって、それが「原因が分からない」とされています。
ヒーリングは、魔法ではなく未来の理論
病気を抱えているご本人にとって、「重い病気」「軽い病気」は存在していません。でももしヒーラーから見てその区別があるとしたら、「重い病気」は、その原因がいくつもある場合です。
個別対応のヒーリングでヒーリングを受ける場合に、すぐには改善しない方もいらっしゃいます。逆に、その場合は事前に分かるケースが多いので「すぐに改善しない場合もありますが、大丈夫ですか?」と聞きます。
そして、すぐに「ただ、ヒーリングする以上は改善していきます」「ちょっと大変かもしれないですが、一緒に頑張っていきましょう」とお話をします。
ヒーリングは、魔法ではありません。
僕が学んだかぎりで言えば、ミツさんが教えてくれるヒーリング理論には歴としたメカニズムがあります。その手順を1つひとつ丁寧に行っていくことで、次第にその症状はよくなっていきます。
ただ、病院で対応できない以上は、何かしら複雑な原因があるのです。
音の洪水の中にいるような聴覚過敏症の女性
ある女性は、6年前に突然、聴覚過敏症となりました。
あるアーティストのコンサートに行ったときのこと。終わって帰ると両耳の耳鳴りからはじまり、めまい、閉塞感などがはじまったそうです。
しかし耳鼻科に行っても聴力に異常はないとのことで、医師の先生からも「そのうち治る」と言われたそうです。しかし症状は、一向によくならず。
一昨年から症状は一段と重くなり、その過敏は「音の洪水の中にいるよう」だと。日常生活もままならず、当たり前の生活が当たり前ではなくなっていった。
鍼灸・整体・気功・リンパマッサージなどいろいろ試した結果よくならず、不安な日々を過ごしたそうです。その日々が、彼女をうつ病にさせました。聴覚過敏は、うつ病までも引き起こしたのです。
ご依頼をいただいたのは、昨年10月末。たまたまインターネット検索をしていて弊社のサイトを見つけたようです。そこから、ヒーリングのご依頼をいただきました。
聴覚過敏の6つの改善とうつ病の完治
約3か月に及ぶ個別対応のヒーリングや一斉遠隔ヒーリングへの参加で状況は大きく変わりました。
簡単にですが、時系列で見てみます。面白いのは、聴覚過敏そのものではなく別の症状から改善していることです。
- 右腹の鈍い痛みが、ほぼなくなった。
- 左手人差し指の痛みも、かなり楽になった。
- 過敏に聞こえたエスカレーターの轟音が、普通になった。
- 朝晩飲んでいたうつ病の薬を、一切飲まなくなった。
- 休み休みしていた重労働をしても、バテなくなった。
- いつもは気分が悪くなる場面で、悪くならなくなった。
まずは聴覚過敏からはじまったうつ病が、たったの数か月で実質終わりを迎えました。
個別対応のヒーリングでは、ミツさんは徹底してヒーリングに集中します。遠隔ヒーリングなので、女性とミツさんは会ったことも、そして話したこともありません。
そんな中で、いくつかのプロセスを経て女性は変わっていきました。
その女性は、「これは治る」と言った
「主人が、元気になったねって言うんです。声も大きくなってよくしゃべるようになったって…。」
そう、控えめに、でも電話口からも弾んでいる声は分かりました。声が大きくなるのは、オーラが健康になったことと相対的に聴覚過敏が治まったこと。
過敏ではなくなった分、声が大きくなったということです。近くで見ているご主人様が、誰よりそれを分かっていました。
聴覚過敏については、エスカレーターの轟音がもう完全に普通の音に聞こえるようです。いつもは上る前から気になっていた轟音をある日、気づかずに上りきったのです。
その後で気づいたそうです。
「低音の聴覚過敏がなくなっている」と。
聴覚過敏については、まだ改善の余地があります。実際に、まだ高音は大きく聞こえています。ただその症状も、ヒーリング後に「聴覚過敏による耳鳴りが消えた時間」を体験しました。
聴覚過敏が、ヒーリング後に数分間止まりました。
しかしそれからまた戻ったようです。そしてその体験を経て彼女はこう思ったそうです。
「耳鳴りは治るんだと、はっきり分かりました。耳鳴りが消えた時間を体験したので、消すことができるのかなと思いました。これからもよろしくお願い致します。」
その女性の闘いは、まだ続いています。
病気を通して出会った目には見えない世界
ここで、整理しておきたいことがあります。
医師が「耳に異常はない」という以上、肉体に原因はありませんでした。だからミツさんが施したヒーリングは、オーラの施術。
目には見えない異次元に存在する原因を、丁寧に丁寧にヒーリングしていきました。その繰り返しの中で、うつ病は終わりを迎え聴覚過敏は確実に改善してきています。
いくつもの症状が改善していったその女性は、今、スピリチュアルな世界観を学んでいます。週に1回、早朝から不思議な世界への旅をしています。
「こんなに凄い世界があるなんて…」
そう言っていたその女性は、精神的な病気があったとは思えないくらい元気に学んでいます。個別セッションで宇宙理論を学び、透視を学び、さらにはガイドとの対話をするようになっています。
実は、この女性は非常にスピリチュアルな方で少しの訓練でいわゆるビジョンを見始めました。先日、はじめて透視でガイドを見たときに言っていました。
「これなら、実は子どものときから…」
それを聞いて非常に驚きました。
スピリチュアルな世界観は、実は体験としては非常に馴染み深い「記憶」があったのです。つまりその女性は、子どもの頃から目には見えない世界の「声」を聴いていたのです。
空想の世界と思っていた世界観は、実は「スピリチュアルな世界」でした。
もし病気にならなければ、こうしたことに縁をもつことはなかったかもしれません。知識の健康も、大切です。
見ている世界観の整理は、メンタルを強くさせることにもつながります。そして、病気は、いろいろな理由から引き起こされます。であれば、病気が治るにもいろいろな方法があります。
僕たちが見ている現場では、日々ヒーリングを受ける方の癒しが起きています。この女性の方も、さらに笑顔になれるように僕たちも全力でサポートしていきたいと思います。
前里光秀研究所 和田一真