ヒーラーとの対話

【対話】『令和の生き方』 1.過去・感情・平成時代を水に流す

これは、2019年4月。平成最後の『一斉遠隔ヒーリング3000人セッション』に向けて収録した音声を文字起こししたものです。ヒーラー前里光秀と、前里の傍で11年間ともに仕事をしている和田一真、グループ会社スタッフの、佐々木美香との対話です。

こちらでお届けしている遠隔ヒーリングの実際についてどうぞご一読ください。

1.過去や感情を水に流せない硬さが起こすこと

和田

「みなさんこんにちは、前里光秀研究所の和田一真です!」

佐々木

「こんにちは、佐々木美香です!」

前里

「前里光秀です。」

和田

「今日は2019年4月28日11時からの3000人セッションご参加の方に向けて、こちらの収録をしています。」

一同

「よろしくお願いします!」

和田

「今、真っ白い空間にいます。」

佐々木

「そうですね~、真っ白ですね。」

和田

「とても静かなところで収録しています。」

前里

「はい。」

和田

「今回は平成最後の3000人セッションと銘打っています!新元号の令和が始まる3日前です。」

前里

「いいタイミングですね。」

和田

「最後の日曜日に実際にヒーリングを行いますので、この時期に受ける意味をミツさんに色々聞きたいです。」

前里

「わかりました。」

佐々木

「よろしくお願いします!」

和田

「6回目の3000人セッションになりますが、回数を重ねるごとに海外の方の人数が増えています。」

佐々木

「本当にそうですね。」

和田

「もう3000人を越えています。そこにプラスして日本人の方も入ってくるので、今回もさらに人数が伸びるかたちになります。」

前里

「今回、平成が終わる元号発表の時、僕らは社員旅行先の宮古島で、みんなで食事をしていました。30人ぐらい集まって、みんな拍手をしてお祝いしました。

元号が変わるということは、とても大きな意味をもっています。そして、ヒーリングをする時に大事なポイントがあります。人の体は年齢を重ねるごとに自然と硬くなっていきます。最後はガチガチになって、なくなります。

それは思考も同じです。小さい時はやわらかい。泣くことがあっても、『痛いの痛いの飛んでけ』って言ったら飛んでいきます。それはやわらかいからです。それがだんだん硬くなっていくんです。なぜ硬くなっていくのかというと、『感情を捨てない』『水に流さない』からです。」

佐々木

「えぇ~?」

前里

「溜まるから、澱むから、流れが悪くなる。それで脳梗塞が起こるような感じになります。『感情を捨てない』『過去の出来事を捨てない』『水に流さない』から、どんどん溜まるんです。

それを『年をとる』と呼んでいます。『年を重ねる』のは良い事だけど、『年をとる』のは良よくないと思います。」

佐々木

「そうですねぇ。」

前里

「ガミガミ爺さん、ガミガミ婆さん、みたいな感じで、前のことをいつまでも根にもっている。もっているつもりはなくても、根にもっています。だから眉間に皺がよるし、『前より笑わなくなったな…』とある日突然気づきます。その時点ですでに、何段階も笑うレベルが下がっているはずです。今回は、その感情を中心にヒーリングしたいと思っています。」

2.令和を迎える前にするといい平成の終わらせ方

前里

「平成のものは平成のうちに終わらせたいし、令和は新しい時代ですから、重いまま入ったらダメなんです。お掃除して新年を迎える、みたいな感じです。

新年を迎えるのと一緒で、掃除が必要です。その掃除で一番大事なのが、感情です。今まで溜まった感情を水に流すんです。」

佐々木

「なるほどぉ~!」

和田

「流すんですね!」

前里

「それを、自分では本気でできないんです。ヒーリングはミクロであり、マクロでもあります。その中に入っていく世界観は、よくわからないかもしれないですが、やっぱりそこには『世界』があります。細胞よりももっと小さい、さらに先にも世界が広がっています。そこに行って対話をするのがヒーリングです。

例えば『和田一真』というワールドと、『佐々木美香』というワールドが存在していて、そこにアクセスして話をして、合意を得て流していきます。」

和田

「これは3000人セッションでもやっているんですね。」

前里

「やってます。」

和田

「1人ひとりにですか?」

前里

「はい。今回は特に、それを中心に行う予定です。色々なものを流すので、体もリラックスします。一番のポイントは、『体が健康だから心が健康になる』のではなく、『心が健康だから体が健康になる』ということです。」

和田

「逆ですね。」

前里

「そうです。体は心の投影です。病気や疾患をもっているということは、どこかの感情や心が、少し硬くなっているということです。それをほぐして柔らかくします。マッサージと一緒です。」

佐々木

「なるほど。」

前里

「そのときに重要なことが、『人にやってもらった方がいい』ということです。自分ではマッサージできないですよね? できるけど、人にやってもらった方がいいです。それを『時間をかけずに、1時間でやろう』というのが3000人セッションです。」

和田

「うぅん…。」

前里

「金額も控えめです。海外の方に関しては、100円も出せない人もいますから、無料でやります。日本人の方がお申し込みをするということは、その方達を応援することにもつながります。

日本人の方にはお支払いしていただきますが、海外の方は払えない人がほとんどです。その人達の為にもみなさんがいます。これは助け合いです。まさに『和の精神』です。『美しく仲良くしていこう』という令和に向けて、意味合いとしては合致しています。」

佐々木

「確かにそうですね。」

3.大人数でのヒーリングが利用するエネルギー増幅

前里

「今回で6回目になりますが、数字の『6』は調和を表しています。そして、『7』はキリストがつくった概念です。『7』は調和が取れた一歩目。

『最後の最後に、みんなで仲良く手をつないで、5月1日から、さあ進もう』と。『そういう時代に入りましょう』と。僕らの中では『6』だから、そういうふうに見えます。」

和田

「うぅん…なるほど。」

前里

『水に流す』というのは、心の中に調和が生まれないとできません。蛇口をひねれば水が流れますが、心はそうはいきません。調和がとれて、心を通わせることができて、丸ができて、初めてゴーサインが出ます。水に流すことはすごく難しいことなんです。

本人の努力とか、真剣な気持ちとか、色々と方法はあります。内観していくという方法もあります。しかし内観していく中で、ぐるぐると回ってしまうんです。『心の問題は頭では解決できない』というのが僕の認識です。」

和田

「難しいですよね。」

前里

「ヒーリングは全体に作用します。それを3000人もいる中で…もちろん1対1でやる『333ヒーリング』というプログラムもあります。個別で受ける『333ヒーリング』には計画書があります。

『1対1が1対3000になったから意味がない』ということはありません。1対1の『333ヒーリング』はその計画書に基づいて行うので、アプローチの仕方が違います。考え方が違うんです。『1対多数』の3000人セッションにおいては、そのエネルギーを増幅させるテクニックを使います。

『計画書に基づいて2回目、3回目』と行うわけではないですが、そこで起こるエネルギーの爆発を、みんなで輪にして、さらに螺旋を描いて上がっていくようなコンセプトで設計しています。3000人セッションの時は、ものすごいエネルギーの動きです。だから、社員で僕のサポートをする人でも起きていられないです。」

和田

「うぅん…はい。」

前里

「3000人セッション当日は、名簿を本社のある部屋に置いて、僕は自宅から遠隔ヒーリングを行います。社員にも、その部屋には入らないようにと言います。ヒーリング中は社員が僕をサポートしますが、みんな起きていられないのは、エネルギーを調和させるからです。

調和すると人は一旦ダウンします。その中で水に流す。だから起きてられないんです。立っていても寝てしまいます。」

和田

「なるほど。」

前里

気持ちよくなってしまうからです。起きてるつもりでも寝てしまう…。それをみなさんにも体験してほしいです。『3000人もいて自分に来るのかな?』と思う人もいるかもしれないですが、ちゃんといってます。証拠を見せることができないので、信じづらい側面もあると思いますが。

『病気が治るか治らないか』で言うと、ここは薬事法の問題もありますが、実際に色々な病気が治っています。それは自分で確かめてください。

あとは、お祭りではないですが、乗るかどうかは本人次第です。『怪しいから今回はやめておこう』と思ったら、やめてください。

和田

「好奇心が大事ですね。」

4.上級ヒーリングワーク受講生へ出された実際の課題

前里

「令和に向けて、感情のヒーリングをして、水に流して掃除して、体もリフレッシュして気持ちよくなりましょう。『ヘッドスパと同じだ』『美容室と同じだ』と思えば乗ればいいです。それは自分次第だと思います。」

佐々木

「なるほど~!」

前里

ヒーリングは結構奥が深いです。これを聞いている人の中には、上級ヒーリングワーク1期生、2期生の方もいると思います。彼らもすごく勉強します。

『1ヵ月で300人をヒーリングしてください』という宿題もありました。みんなアップアップしていました。だからこそ、終わるときに腕がつきます。なんとなくのイメージだけでは、ヒーリングはできないです。

それを受けるのも勉強のうちです。『ヒーリングエネルギーとは、こういうものなんだ』となればなるほど理解が深まります。」

佐々木

「本当にそうですね!」

前里

いい作家になる方は、いい本をたくさん読んでいます。たくさん良書に触れています。そういう人が良書を発行できます。良い音楽に触れた人が、良い音楽をつくることができるのと同じです。

『僕のエネルギーが良い』とかではなくて、プロとしてヒーリングをやっているので、それを受けることで、その周波数を体が覚えていきます。そして、自分がやる時にその周波数を思い出してやるんです。うちで学ぶ人は、僕と似たようなエネルギーでヒーリングをするようになります。」

和田

「それはすごいですね。」

前里

「僕のヒーリングを受けたことがない方で、自分でヒーリングの勉強をしている方も訪ねて来ます。それはそれで感覚をつかんでやるというか…。周波数みたいなものは、何回か受けることによって学べます。だから、色々とメリットはあります。

毎回言っていますが、ヒーリングは水の中に浸かっている状態で受けるのがベストです。できればお風呂に浸かって受けて、僕もお風呂に一緒に入れたらベストです。ただ3000人と一緒にお風呂には入れないです(笑)。時間がある人は湯船に浸かって受けたほうがいいです。

3000人セッションの時は、高速で全員の前に立って、喋ってやり取りをしています。終わった直後は全部覚えているのですが、時間が経つにつれて、そのあと急速に忘れます。」

和田

「3000人セッションの前に、まだ100人セッションだったときに、参加者の方が100人ぐらいなので、ブースを借りて会場に来ていただいていました。ミツさんは別室でスタンバイして、そこからヒーリングをするようなかたちでした。

その時ですでに100人以上です。そして、ミツさんがある参加者の方に、『こういうふうにやった』と具体的に話していたのでびっくりしました。その方も『え?何でわかるんですか?』とびっくりしていました。『1人ひとりやっているんだな』と思いました。」

前里

「もちろん。1人ひとりやっています。」

和田

その時のことを、ミツさんが憶えていたのが衝撃でした。」

前里

「100人ちょっとだったら全部憶えててます。3000人だと人数が少し増えますからね。でも、もっとできますよ。ヒーリングを受ける方の中には、『自分までエネルギーが来るのかな?』と思う方もいるようですが、まだキャパ的には余裕があります。

和田

「たまにいらっしゃいますね。『今回はエネルギーが届かなかったんじゃないか?』とか、心配する方はすごくいらっしゃいます。しかし、配達ミスが起こることはありません。

名簿に名前と生年月日が掲載されます。病名やリクエストも掲載されます。長いものは数百文字にまとめるのですが、字のフォントを少し小さくして、できるだけ多めに記載するようにしています。それをミツさんがヒーリングしていきます。」