8.家族でヒーリングを受けて生まれる相乗効果
前里
ヒーリングに関して言えば、『怪しい』『宗教的だ』『おどろおどろしい』という思いがあるかもしれませんし、名称自体が少し分かりにくいのかもしれません。」
佐々木
「あぁ、そうですよねぇ。」
前里
「しかし、経済力をつけるならヒーリングがベストです。これはとても大事なことです。僕の家族、兄貴も商売をやっているので、兄貴にも2年前から頻繁にヒーリングを行っていました。」
和田
「だから、あそこまで変わったんですね!」
前里
「そうです。ものすごくやりました。整ったらスイッチが入ります、誰でも。整わないとスイッチを押すことができません。だからお金を持てない。それだけです。」
和田
「シンプルですねぇ。」
前里
「『経済』『心』『体』『健康』、全部繋がっています。『右目が痛いから受ける…』ではありません。『病気だから受けないといけない…』というわけでもありません。『もっとハッピーになりたい』…それぐらいがちょうどいいです。理由はなくてもいいんです。
そして、お申し込みをする方のまわりの人にも受けてもらいたいです。『大きな流れをつくる』という意味がありますから。家族が5人いて、自分1人だけ突出して幸せだと、まわりと溝ができてしまいます。リズムが違うからです。
兄弟が10億円持っているのに、自分だけ700円だったら、『1000万円ぐらいほしいな』となります。」
佐々木
「そうですよね~!(笑)」
前里
「それが溝です。それが気にならなくなるのもヒーリングです。気にならなくなるから、そこに寄って行くんです。気にならないと、『いいな』と思ったところに体はスーッと行きます。心も、リアリティもそうです。だからこそ家族全員で受けてほしいです。そう思いながらこの収録を行っています。
ヒーリングを受けた人は友達を呼んで欲しいし、家族を呼んでほしいです。それができれば一番いいと思います。」
和田
「美香さんのお客様でも、ご家族で、10人ぐらいで受ける方がいますよね。」
佐々木
「そうですね。」
和田
「旦那さん、お子さん、お祖父ちゃん、お祖母ちゃん。色々な人と一緒に受ける方もいて、自宅まで含めてやるという方がいま。そういう方は、前回も前々回も受けて、色々な体験があったようです。」
佐々木
「本当にそうですね。そう思うと、ヒーリングを受けている方は、トントン拍子で…。」
和田
「段々人数が増えていって、もうかなりの人数で受けたりとか。」
前里
「色々な病気が改善しています。改善する理由がわからない部分も、実は半分ぐらいあります。でも、半分はわかっている。やっぱりヒーリングはいいものですよ。」
和田
「今までは起きた病気を改善していく、癒していくという感じでしたが、最近は病気が起きる前に予防します。ご家族にある病気をもっている人がいて、『私はどうでしょうか?』と聞いたら、もってるんですよ。因子があるんです。
ただ、その方に『あなたもありますよ』とは、ミツさんは言いません。まだ起きてないので。」
前里
「言ったら怒られてしまいます。」
和田
「でも確かに、視るとあるわけです。でもその因子を消すんです。その方は、治療が終わっているかどうかはわからないながらも、ただただ気持ちよくなって笑顔で帰っていく。」
前里
「この分野は、もはや『運』の領域だと思います。『この人は、将来的にアルツハイマーになるかもしれない』となれば、まずは本人に何となく聞いてみます。よくよく聞いていくと、『身内にアルツハイマーがいる』とか、そうやって裏を取ります。
しかし、本人自身が出ると思っている人もいるし、出ないと思っている人もいるから言いづらい。言いづらいのですが、これは運だと思います。僕が予言したら、よく当たります。『言うからそうなる』のではなくて、後から連絡が来て、やっぱりそうなります。」
和田
「お客様には言えないですよね。」
前里
「絶対に言えないです。」
9.生まれてくる前の胎児の病気を癒すヒーリング
和田
「言ってしまったら宗教になるので言わないですが、聞いてしまった以上は、その前提でヒーリングします。こっちはその情報を使いますが、お客さんにそれを言って煽るということは100%しません。」
前里
「チャネリングするということはそういうことです。次の予定まで聞くし、変な話、もう発生しています。体の中では発生している。あとは体の外で認識する…病院で見つかるまでに時差はあります。
しかし、オーラは崩れています。だからわかるんです。それも消そうとしてヒーリングをやります。人知れずやっているところがあるので、そういう意味では寂しいです。『よっしゃー!』ってなっても本人はわからないので。」
佐々木
「そうですよね!(笑)」
前里
「全然わからないから、誰に言っていいのかもわからないですし…。そういう意味では、ヒーラーは孤独な戦いです。例えば、『生まれてくる子が、病気を持っているはずだったのに、それを治しました』となれば、別の方にも『うちの子も、IQを上げたいからよろしくお願いします』と頼まれたりします。
僕自身も『生まれる前にヒーリングを受けたかったな』と思いました。『もうちょっと身長が欲しかったな』とか、遺伝子治療みたいなものですが。」
和田
「その子は7ヵ月の胎児でしたね。あと3ヵ月で生まれるというところで依頼がありました。それはもう染色体とか遺伝子の問題なので…。」
前里
「あれは僕から話を持ち掛けたんです。『失敗したら100%僕が責任を持ちます』『全額の費用をお返しします』と言いました。大丈夫でしたが、あれはすごいチャレンジでした。『こんなことができるのか』というレベルでしたね。」
和田
「あれは遺伝子に入っていって、それを変換したということですか?」
前里
「そんな表面的な話じゃないです。もっとずっと奥に行かないと…同意が得られないと治せないです。奥の世界があるんです。」
和田
「本人の同意ですか?」
前里
「本人と言っても集合体なので、結局全員の同意が必要です。1人ではない。何兆人と考えたほうがいいです。」
和田
「えぇ?」
前里
「その方達の同意があって『1人が選択した』みたいに見えるんですが、人間は1個人としてしか見ないので…。60兆かもしれないです。」
和田
「1人だけやってるわけじゃないですよね。」
前里
「1人ではないです。1人だったら少し脅せば済むんですが、そういうわけにはいきません。バリバリの民主主義です。『話し合って、同意して、納得して…』というプロセスが存在します。」
和田
「ミツさんの意見に、無意識が選挙として同意するかどうか…。」
前里
「そうです。選挙演説のようなことばかり、エネルギーの世界で行いました。すごく大変でしたが、『あの程度のことはできる』という認識になりました。だからこそ今後も色々なチャレンジをしたいと思います。」
10.インテリジェンスとして受けるヒーリング
前里
「話を戻します。3000人セッションと言っても、よくわからないものはわからないで、受けてみる価値があると思います。『価値がある』と証明しづらいので、体験してみるしかないと思います。
『宗教的だ』と思われることが一番嫌です。宗教はビジネスと対極です。宗教法人は税金のシステムも違いますから。僕は企業家なので、『売り上げを上げて、税金を納めて』という中でやりくりします。宗教法人は信教の自由があるから、特別なルールで認められていています。
『それはビジネスではないし、企業でもないし、イノベーターでもない』という思いがあります。だからそういうのは好きじゃないです。そのほうが儲かるならもうやっています。宗教法人格は売っているので。でもそういうものは、近視眼的だと思います。」
佐々木
「うぅん。」
前里
「日本は宗教に対して、『八百万の神』と言いながらも敏感だし、少し鈍感です。正直、勉強不足だと思います。そうではなくて、イノベーションだし、仕事のやり方だし、考え方だし、遊び方だし、時代の変わり目だし…。その中で『自分がどうしていくのか』というのを考えます。そのエネルギーと、僕のエネルギーをコラボレーションさせればいいと思います。
そういうふうに、『インテリジェンス』だと思ってヒーリングを受けてもらえると嬉しいです。『情報』ではなく『インテリジェンス』『知性』です。」
和田
「はぁ…確かに。」
前里
「僕達は『知性』としてチャレンジしています。『何かの情報を送りますね』ということではありません。ヒーリングはもっと立体的なものだし、もっと奥行きがあります。それを感じて、そして使ってもらいたい。ただ寝そべって受けてもらえばいいのですが、気持ち的にはコラボレーションするつもりでいてほしいです。」
佐々木
「そうですねぇ…!」
前里
「そうじゃないと面白くないと思います。よくわからないのに、ずっと寝ていてもしょうがないですから。」
和田
「『コラボレーションする』というのは、具体的には『プラスの意図をもつ』ということですか?」
前里
「『プラスの意図をもって、それを受けたから、その次にこういうのを組んでいこう』『プレゼンしていこう』『資料をつくろう』…。
そうやって動いている途中に、インテリジェンスという掛け算を受ける…。そういう感じでやっていかないと、IQが低いままでは、全然ダメです。」
和田
「まずは精神性とかインテリジェンスをつくってから、『人持ち』『お金持ち』になる。そして、病期が癒されたり、会社の成長につながったり…。色々なものがそこからはじまります。
その助けをするのがヒーリングですよね?」
前里
「そうです。」
和田
「直接お金が振り込まれるとかではないですからね。確かにあるんですよ、『ヒーリングを受けた後で3回連続でジュースが当たった』とか。」
佐々木
「えぇ!?何ですか? それは。」
和田
「その結果よりも、当たらなくても、色々な運が動いて引き寄せた…それは1つの象徴であって、本当はもっと色々あるんです。『1万円の3000人セッションを受けて、ジュースが当たって300円得した』…そういう問題ではないですよね(笑)」
前里
「本人が楽しくなっているなら、それでもいいと思います。そこを積み上げていけるかどうかです。
僕はずっと経済的なアドバイスをしてきたので、『お金に関してはプロだ』という自信があります。アドバイスする内容に関しては、自分でも現場で実践しています。」