14.万葉集が象徴する新元号の集合無意識での意味
前里
「『令』という字は、凛としていて扱いが難しいです。これまでのステージが一気に上がって、凛とした形になるという意味です。言葉としてはかなり高度です。」
和田
「確かにミツさんが言ったように、13画なので、人気の画数ではありますね。まさにそういう人が、これからの時代は凄く求められると思います。」
前里
「また、『和』という字は画数が8画ですが、『8』には『八方、何でもできる』という意味があります。『何でも手にすることができる』ということです。それが『昭和』とはちょっと違う。『令』という字がついているのも大きいです。『今までは見なかったようなことが起こる』という感じがします。そして、『令』という字は万葉集からとっていますが、これもよかったと思います。万葉集には、上から下まで色々な人の歌が入っています。
『八方全部、みんなで仲良くやろう』というのでつくられた、日本の文化が誇るべきものです。本当にそういう時代になるんです。上下ではなくて、みんなが楽しく暮らせて、みんなが持っているものを出し合って…。それができるようになるから、時代的にも面白いと思います。」
和田
「なるほど。一つだけ最後に質問があります。『ペイフォワードの精神』というものがありますが、これは『自分から与える』というものですよね?」
前里
「はい。」
和田
「その時に多くの人が考えてしまうのが、『与えたら、戻ってくるのかな?』ということだと思います。どのぐらいの費用対効果があるのか…。」
前里
「それがメンタル疾患です。『与えたら、戻ってくるのかな?』と考えてしまう精神状態がメンタル疾患です。では、与えなかったら戻りますか?」
和田
「何も戻らないです。」
前里
「出してないから、そもそも種がないです。種を植えないと実はなりません。『種を植えなくても実はなる』と思っているぐらい、それは変な考え方です。何も出してない…種も1個も植えてないなら、何も生えないです。
『与えたら、戻ってくるかな?』と考えてしまうことが変です。与えなかったら何も出てないので、何も返ってきません。
音も、『反響』というものは、出したものが返ってきています。反響なんです、経済的なものも、幸せも全部。全部反響です。」
和田
「『どのぐらい出すか?』で決まってくるということですか?」
前里
「そうです。僕はどれだけボランティアでヒーリングをやっていますか?」
和田
「いや、結構そういうご質問あるんですよ。『どれくらい戻ってくるんですか?』と。使った時間、使ったお金、使った集中、色々なものを出して…。」
15.お金を使った人とお金を与えた人の思考の違い
前里
「細かく勉強したい人は、特別顧問で勉強したほうがいいです。僕はそういうのを知りたい人、勉強熱心な人は好きです。美香さんもそこの出身ですよね。うちの受講生でしたからね。」
佐々木
「はい!」
前里
「やっぱり、徹底して勉強しないとわからないことはたくさんあります。そして、何でも質問していい場面はあまりないです。」
佐々木
「そうですねぇ。」
前里
「特別顧問が、一番強いプログラムでもあります。だからこそ、細かく勉強したい人は、今の実感では厳しいと思うので、特別顧問の中で勉強したらいいと思います。まずは、与えないと何も戻ってこないですから。」
和田
「そうですねぇ!」
前里
「『お金を使う』のではなく『お金を与える』という感覚です。何かを買うときに『使ってしまった』と思うのはメンタル疾患です。『いっぱい与えた』と思う人が豊かです。だって、戻ってくるから。」
和田
「どこに与えたと思えばいいですか?」
前里
「世の中に。」
和田
「あぁ。」
前里
「もっと細かく言うと、『自然』に与えています。人間は自然物です。自然の一部。そして、自然の一部分に『都市』というものがあります。都市というのは、実はものすごく小さいです。自然界や地球のエリアから見ると、文明都市というのはすごく小さい。
すごく小さい中に、紙幣というのはたくさん刷られているので、お金は所狭しと動いています。戻ってこないのではなくて、本人がガードしているだけです。」
佐々木
「えぇ、ガード…?」
前里
「考え方が多分、全然違うと思います。これはもう、何かで僕の講義を受けに来てほしいです。いくらでもお話できます。僕は、講義はそっちのほうが好きです。」
和田
「いや~、どうですか? 美香さん。」
佐々木
「これはもう受けたくなっちゃいますよね~!」
前里
「何を?(笑)」
佐々木
「講義を(笑)。もうエンドレスで聞きたくなっちゃいますね!」
前里
「とりあえず、みんなで楽しくできればいいんじゃないでしょうか。」
和田
「はい。それでは、平成最後の3000人セッションになります。ご参加の方は、家族や知り合いの追加など、まだ間に合いますので。」
前里
「目安としては、1人で800人ぐらい呼んでくれたらいいと思います。」
和田
「800人(笑)。それでは今日はこのへんで終わりたいと思います。」
前里
「はい。ありがとうございました。」
佐々木
「ありがとうございました。」
いかがだったでしょうか?
『令和の生き方』は、平成時代が終わる直前の収録でした。この収録から10日後に開催された『一斉遠隔ヒーリング3000人セッション』は、当時過去最高の4,253名の参加となりました。
多くの方が、病気や痛みを癒すだけではなく感情で過去を流すヒーリングを受けました。その体験談も、あります。
機会がありましたら、ぜひ一度ご参加ください。
前里光秀研究所 担当事務局